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お酒とわたし。no.1

すっかり変わってしまうと
以前の自分のこと、忘れてしまいますね。

自分にとっては「毎日のこと」で、毎日充実していると、どんどん忘れていってしまいます。「変わった自分」が当たり前になってしまうので、どんどん、思い出せなくなってしまいます。


親子関係のことに深く向き合い、
わたしが大きく「変われたこと」の一つに「お酒との関係性」があります。

成人してから20年、ずっと飲み続けてきました。

今思い返せば、わたしは完全に「アルコール依存症」の時期があり。私にとってお酒は「絶対に、なくてはならないもの」と思い込んでいました。自分の人生にこれからもずっと「必要なもの」として、お酒は外せないものになっていました。


そんなわたしが
今は、お酒の存在を忘れてしまうくらい。
自然と「なくても大丈夫」な人生に変わりました。


嫌い!になったわけでもなく。
もう「絶対に飲まないぞ」と意気込んでいるわけでもなく。
これからもずっとやめられたらいいな。。。
と「不安と期待」が入り混じっているわけでもなく。

本当に、ナチュラルに。

「なくて、いい」と。

清々しい気持ちで、「お酒とわたし」という方程式を
手放すことができた感じです。


以前別のSNSサイトで書いたことがありますが、
お酒といえばわたしは「父親を思い出す」ものでした。

どんな父親かというと、
「楽しそうな父親」「お茶目でかわいい父親」「幸せそうな父親」です。

父は、
わたしが物心つくころには「お酒を毎日飲む」生活をしていて。それにプラスして、煙草も1日2箱吸うくらいのヘビースモーカーでした。

毎日毎日、我慢して。色んなことを「誤魔化して」生きていたのでしょう。普段から眉間にシワを寄せて「怖い顔」の父。唯一、外でお酒を飲んでくるときだけ「上機嫌」で。みたことのないような笑顔でわたしに接してくれました。そんな父の姿が、わたしは好きで。嬉しかった。

父が「解放されて、しあわせそうにしている」姿に、安心していて。
わたしにとっての「好きな父親の姿」でした。

まさか、

父と同じツールを使って
自分も「同じことをしている」人生だったとは。

全然、自覚していませんでした。


数年前、病気になるまで
向き合えなかった現実です。

つづく

今後、母子共に「自分らしい幸せ」を諦めず、希望をもって生きていけるための具体的なサポート活動を拡げていきます。そのための活動資金にしますので、ぜひお気持ちいただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします。