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部屋の意味

こんにちは。こんばんは。吉田です。
杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。
Architect innovation株式会社という名前の会社です。
注文住宅の設計、インテリア、工事を行っております。

家作りは自由で楽しいもの!
それでは、今日も張り切っていきましょう。


本日は“部屋の意味“
について書かせていただきます。


沢山のお客様と打ち合わせをさせていただいていますが、最近は居室の在り方が変わってきているように感じます。


つまり、居室に固定の意味を持たせないということです。

これを少し深掘りしてご説明致します。


間取りは4LDKの場合、
1階にリビング、ダイニング、キッチン、水廻り、和室or洋室。

2階に3部屋。

以上で4LDKでした。

リビングにソファを置いて、ダイニングにダイニングテーブル。

こんな配置が当たり前です。

今も昔もこれが当たり前です。

最近はこれに変化が起きています。

テレビを持たない方が増えていることも変化の要因の一つかと思います。


先日お越しいただきましたお客様もそうでした。

テレビの配置が決まると、自ずとソファの位置が決まります。
コーヒーテーブルの位置もその瞬間に決まります。

そうなると、ダイニングのテーブルの位置も決まります。

しかし、テレビがない場合、ソファの配置も自由。
自由というか、置かないという選択肢もできます。
ディスプレイに幅を持たせられるという事だと思いました。


部屋も同じ変化が起きています。

例えば子ども室で考えます。

少し昔は
4・5帖〜6帖の部屋の中に

ベッド、本棚、勉強机を配置してご提案することがお決まりのようになっていました。

しかし今は違います。

本棚の勉強机も持たないという方がいます。

本棚は廊下の途中にある、家族共有の本棚へ。

勉強はダイニングで行う。

子ども室にはベッドしか残りません。

それ以外のスペースは何も置かないもよし。

ヨギボーを置くもよし。

何を置くでも自由な空間になります。

お引き渡しを受けた時点から家具の配置が決められた部屋ではなく、

お客様の成長や年月の変化に合わせて家具の配置を変化できる
部屋が求められている気がします。

これに応えるご提案をさせていただくことが大切です。


本日は、“部屋の意味“
について書かせていただきました。

宮城県全域、仙台市内で建築工事、建築設計、デザイン全般を
行わせていただいております。
家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
本日もありがとうございました。

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