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chatGPTやAIが仕事を奪ったら人類は不要になる

近頃、chat GPTや画像生成AIなど
AIの発展が著しい。

AIの話題になると必ず出てくるのが、AIが人間の仕事を奪うという話。
しかし、一方でAIが仕事を奪うというのは、見方を変えれば人間は労働から解放されるという側面もあります。

仕事を奪われる側からしたら死活問題ですし、AIの発展する過程でともなう社会の混乱や痛みもあるでしょう。
はたして人間はAIの発展で、不要になるのか、自由になるのか。

仕事を奪われた人類は不要か
AIが更に発展していき、人間の生産活動のすべてをAIが代替しきった世界が到来したと仮定します。
その世界で人類は不要になるのか。
私はならないと思います。なぜなら人間が生産活動をするのは、本来は自分たちが豊かになるためであるはずだからです。
考えれば当然のことですが、自分が失業するかもという恐怖が頭にチラつくと、つい頭から離れてしまう事実です。

「働かざる者食うべからず」という考え方は、人間が生きるために労働を負うべきだという現代資本主義社会に固有の呪縛に関連しています。
しかし、労働しなくても皆が豊かに生きられるのであれば、それが理想的な状況であるはずです。

しかし、その未来への過程で想定されるディストピアな未来が一つあります。

このAIで得られる権益を、一部の人たちが政治的な・経済的に抱えこみ、一方では仕事を代替された大多数の人間はただの失業状態に追いこまれて貧困に陥るという未来。

失業者が社会に溢れると、社会秩序が乱れるので、それを受けて徐々に改善されるとは思いますが、一時的に何十年か、もしかしたら何世紀か、そんなディストピア的な未来がくる可能性もあると思います。

それを避けるためには「富の分配」の問題をちゃんと適切に行うべきであり、それは「政治的」な問題なので、
AIと人間の関係を考えるうえで政治領域の重要性が増していく気がします。

失業者が溢れるディストピアになるか、労働から解放された自由な社会になるかは、
これから国民が政治に真摯に向き合えるかにかかっていると思います。

とりあえず、現状の政治への無関心がつづけば、ディストピア的な未来が待っていると思います。

chat GPT4にも聞いてみました。
Q.  AIが発展して仮に人類が生産しなくても良くなったら、人類は不要になりますか?自由になりますか?

A. AIが発展して人類が生産しなくても良くなるという状況は、人類が労働から解放される可能性が高くなりますが、それは人類が不要になるということではありません。むしろ、人々は自己実現や創造性、人間関係、学び、レジャー、芸術など、より自由に時間を使えるようになるでしょう。

AI技術が発展することで、社会や経済のあり方も変わる可能性があります。例えば、ユニバーサルベーシックインカム(UBI)のような制度が導入されることで、すべての人々が基本的な生活費を確保できるようになるかもしれません。これにより、人々は生活費を稼ぐために働く必要がなくなり、自己実現や創造性を追求することが容易になるでしょう。

しかし、AI技術が発展するにつれて、新たな問題も生じるかもしれません。例えば、AIによる労働力の置き換えによって失業が増加することが予想されます。そのため、適切な教育や職業訓練プログラムが必要となります。また、AI技術の利用に関する倫理やプライバシー、セキュリティなどの問題も考慮する必要があります。

結論として、AIが発展して人類が生産しなくても良くなった場合、人類は不要にはなりませんが、自由になる可能性があります。ただし、新たな社会問題や課題に対処するために、適切な政策や制度が整備されることが重要です。

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