夏の後ろ姿


セミの亡骸

ちょっと近所のコンビニへ行っただけで汗だくです・・・お彼岸まで暑さは続くのでしょうか?若い時ほど夏が好きってわけでもないのですが、お正月の三が日や松の内終わりよりお盆明けの方が妙に寂しくなります。なんでだろう?毎日のように「暑い」と文句を言いながらも冬になると夏が恋しくなったりするのです。夏が終わり秋が過ぎると苦手な冬が来るから。それが理由のひとつなのかもしれません。セミの亡骸、飛び始めたトンボ。なんだか妙にせつないです。


風の詩を聴かせて

ここ数年、お盆になると聴いている曲があります。桑田佳祐の「風の詩を聴かせて」です。2番の歌詞に「盆の花火は妙に静寂」とあるからなのかもしれません。私はデビュー当時からサザンオールスターズが好きなのですが、個人的にはサザンの「真夏の果実」と双璧する曲だと思っています。そしてこの曲は映画『Life 天国で君に逢えたら』主題歌でもありました。ガンの為、38歳という若さで亡くなったプロウィンドサーファー飯島夏樹さんの実話を基にした映画です。この映画を観た後だったでしょうか、茅ヶ崎の駅から海まで歩いたような記憶があります。

オフィシャルさん、このPVをフルで解禁してほしいです!


長袖のリネンシャツ

まだまだTシャツで余裕ですが、量販店では秋物がディスプレイされています。長袖の商品が新たに並ぶとやはり夏の終わりを告げられている気分になります。春夏のアイテムだと思うのですが残暑に長袖のリネンシャツは快適です。吸水性や発散性が綿よりも優れていますし、Tシャツの上にちょっと羽織りたい時など長袖のリネンシャツは丁度いいアイテムだと思います。(ちょっとリネンだと肌寒いかな?)そう感じた時、いままで霞んで見えていた景色がくっきりと見えてくるかもしれません。おそらく、秋が始まるのでしょう。


まだまだ文句を言いたい

なんせ寒いのが苦手なもので。時折殺意を感じる暑さではありますが「あっちぃーよ!」「電気代怖ぇーーーー」「ビール呑みてぇーーーー」と心の中で叫びながらもう少しだけ夏と喧嘩していたいです。一度も勝ててないような気もするし、この先一度も勝てないとも思うのですが「勝ち逃げしてんじゃねーよぉーーーー!!」と夏に文句を言っていたいです。だからあと少し、陽炎の先に後ろ姿を見せないでほしいです。


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