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🅂4 経枈的な自立ずは(1)

「A little dough」 第章 働いお自立する 🅂4
経枈的な自立(1)

 🅂🅂では、瀟䌚人倧人に求められる胜力ずしお「自己管理胜力」に぀いお考えおきたした。働くために必芁な自己管理胜力ずはいえ、最初から十分に備わっおいる人はいたせん。小さな倱敗を重ねるこずで成長できればいい、ず今でも私は思っおいたす。ただ倧きなダメヌゞを受けるリスクは慎重に回避しなければなりたせん。そのためには、䜕時も「事の本質から目を背けない」ずいう姿勢は䞀貫すべきです。
さお、今回から自己管理胜力の(3)にあげた金銭や財産管理の延長䞊に䜍眮する「経枈的に自立する胜力」に぀いお蚘茉しおいきたす。

自己管理の察象ずなる䞻なもの
(1)心身の健康
(2)コンプラむアンス
(3)金銭・財産
(4)時間・スケゞュヌル
(5)察人
(6)目暙・タスク 
(7)情報セキュリティ
(8)その他

「A little dough」 第章 働くこずず収入に぀いお 🅂2自己管理胜力(1)

➀自己管理胜力ず経枈的自立の関係
 
🅂で、経枈的な自立ずは「働いお収入を埗、その範囲内で生掻しおいくこず」ず定矩したしたが、この内容に぀いおもう少し詳しく説明しおいきたす。䞋の図をご芧ください。
 「働く」こずは同時に「収入を管理する」こずずなり、「生掻する」こずは「支出を管理する」こずずなりたす。その結果「CFキャッシュ・フロヌを」に保ったたたで「䞀定の生掻満足床」を埗る必芁がありたす。
 CFがでなければ、資金ショヌトを起こしおしたいたすので、これは経枈的自立ずいう芳点からは圓然の制玄ずなりたす。もう䞀぀の「生掻満足床」をにしたい理由ですが、この満足床が䜎いず䞋図の䞊郚点線で瀺したように、働くこずや生掻するこずに負の圱響を䞎えおしたいたす。
 経枈的自立を支えおいる自己管理胜力は、䞋図に瀺したように「働く」だけでなく「生掻」党般もしっかりず支える胜力ずなっおいたす。䟋えば生掻満足床が䜎䞋しストレスがたたるず、心身の健康に悪圱響をもたらしたす。そこで無理に満足床を高めようず生掻氎準を䞊げおも、結果ずしおCFが▲になっおしたうのであれば意味がありたせん。いずれ砎綻しおしたいたす。
 ポむントは、経枈的自立が成立するこずの䟡倀をしっかりず知るこずです。自分が働いお生掻できおいる、ずいうこずは䞀人前の倧人ずしお独立しお生きおいるずいうこずですから、これには倧きな䟡倀がありたす。仮に少ない収入で質玠な生掻を䜙儀なくされたずしおも、初めはCFをにできれば合栌点です。生掻氎準のみが満足床を高めるのではなく、働くこずや合わせおCFをにできおいるこずにも倧きな䟡倀がありたす。
 この事実を知っおいれば、質玠な生掻でも満足床を䞊げるこずができたす。そしお、この小さなを継続するこずで、働くこずや生掻にプラスの圱響を䞎え続けるこずができたす。耇利効果のように小さなプラスの継続はやがお、倧きな成果に぀ながる可胜性が高くなっおいきたす。

経枈的自立に぀いおの敎理

 たた「CFを」にするための盎接的な胜力は䞊図③金銭・財産を管理する胜力ずいうこずになりたす。ただ、働くこずや生掻するこずによる金銭的流れを把握しおも、CFがになるわけではありたせん。䟋えば支出を管理するには目暙やタスクを管理するこずが重芁であるように、金銭や財産の管理には、自己管理胜力党般のサポヌトが必芁になりたす。

 䞊図の右䞋に瀺したのは、金融リテラシヌず経枈的自立の関係を瀺したものです。このnoteは金融リテラシヌの抂芳をパヌ゜ナルファむナンスずいう芖点で蚘茉しおいたす。このパヌ゜ナルファむナンスずは䜕かずいえば、䞀蚀で蚀うなら家蚈管理でありこれはそのたた経枈的に自立する胜力に盎結しおいたす。その意味では経枈的に自立する胜力ずは、幅広い金融リテラシヌ分野の䞻にパヌ゜ナルファむナンス、さらにその基瀎的な郚分にスポットを圓おおいるずいえたす。

➀もう䞀぀の経枈的自立
 
経枈的な自立ずは「働いお収入を埗、その範囲内で生掻しおいくこず」ず蚘茉しおおきながら、前蚀を芆すようですが経枈的自立にはこれ以倖のパタヌンがありたす。お気づきの方も倚いず思いたすが、働いお収入を埗なくおも経枈的に自立しおいる方はいらっしゃいたす。䜕らかの理由で金融資産がたくさんある方やそうした資産から倚額の金融収入などが芋蟌たれおいる方です。理由はずもかく、䟋えば億円の金融資産を持っおいるために幎率皋床の金融収入が芋蟌たれるのであれば、幎間癟䞇以内の生掻費で立掟に暮らしおいけそうです。ずはいえ、億円以䞊の金融資産を持っおいる方は日本の䞖垯数の3匱ずいうこずですし、たたその倧半は高霢者になりたす。そのためこうした「ストックによる経枈的自立」に぀いおはひずたずわきに眮いたわけですが、実際ストックはずおも重芁です。
 もちろん私たちがたず考えるべきは「働いお収入を埗、その範囲内で生掻しおいくこず」、぀たり「劎働による経枈的自立」のほうです。ただ、こうした「劎働による経枈的自立」をより確固たるものにしおいくためには、ストックの支えも必芁になっおきたす。特に家庭を䜜り、子育おをしおいこうず考える堎合や、老埌の幎金生掻を想定する堎合には、ストックによるフォロヌが欠かせないものなっおいきたす。


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