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【分人】扱いきれない自分の性格【AB型】

結構前に、オードリー若林正恭さんの「社会人大学人見知り学部 卒業見込」という著書を読みました。

その中で紹介されていた平野啓一郎さんの「私とは何か―個人から分人へ」という著書が気になって、こちらも読んでみました。

大雑把に要約すると、みんな「本当の自分はどれなんだろう」と悩んでるけど、相手や環境に応じて自分が変わるのは普通で、どれも本当の自分なのだ、その人の中にたくさんの“分人(ぶんじん)”がいるんだという旨を語られた新書です。かなり前に読んだので細かいところまでは覚えていないのですが…すみません。

でもその内容にすごく感銘を受けて、“今の自分でいいのかもしれない”と思えたことは覚えています。

私はAB型なこともあってか、相手によって自分がかなり変わってしまいます。本当に多重人格一歩手前…。子供の時からずっとそうで、習い事の先生とは全くしゃべれないのに、学校の(特に男の)先生や友達とは「うるさすぎる」と言われてしまうぐらいずっとアホなことをしゃべっていました。

「どれが自分なんだろう」と悩まなくてもいいんだ、と思えるようになったものの、自分の中のある分人が嫌いで悩んでいます。…“主婦の分人”です。

日本一主婦に向いてない

ご近所さんにはうちの子供と同級生の子がいるお家が何軒かあって、上の子が幼稚園に通っていた時はバス停で他のママと会話をする機会が結構ありました。…その時間が本当に苦痛だった…

ご近所さんやママさん達は「洗濯物が多い」とかいつも同じ話をしてるようにしか聞こえないのに、ものすごく会話が弾んでいて、私は相槌しかうてない…何を話せばいいのかわからない。知り合ってもう結構経つのに私だけ仲を深められていないように感じる…。ママさんたちの存在には助けられていることもあるのに、なんでこんなに自分のことを話せないんだろうと考えていました。

それは、大半を占めている”普段の”分人が「主婦」という言葉からあまりにもかけ離れているからなのではないかと思いました。主婦として出会った人に「きのうのドラゴンズいい試合してましたね!」とか「ドラクエやってますか?」とかは話せなくないですか…?引かれると思っちゃうのかな。

でも今の私は子供が産まれて仕事も辞めたし、自分を紹介するにあたって一番にくるのはやっぱり主婦って言葉なんだろうなとも思うんです。「あー私の生きてるフィールドって主婦なんや…」って考えるとなんかすごく違和感を感じるし、正直ちょっとへこむ(笑)

解決策が浮かんでないのでまとめる言葉が見つかりません😅これからも考え続けます。

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