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怒りの感情を原動力に

2021年8月25日

本日付けで片井意匠を退職した。

鬱病とはいえ本当にこれで良かったのか頭の中がモヤモヤとする。

先週の木曜日、代表と今後のことについて話をした。自分がいま鬱病のせいとはいえ遅いとお昼近くに出勤すること、仕事の能率が悪いことがストレスになっているとのことだった。だから基本給を15万にすると言われた。

あくまでも基本給で、そこから土曜日を休みにした分を引かれるので、だいたい月の給料が12〜13万の手取りになる。ただでさえ今までの基本給17万でも京都市の最低賃金を下回っているのに何を言っているんだと思った。基本給15万は僕の1年目の給料である。能率が落ちていることは認めるが、出勤時間がお昼近くになったとしても毎日8時間以上働いていたし、納期には間に合わせていた。これで基本給15万に下げられることが理解出来なかった。

とてもじゃないが生活できない。

他にも自分勝手だの、生活が苦しいとか俺には関係ないとか、鬱なら鬱なりに出来ることを探して努力しろなど散々なことを言われた。

この人はスタッフを労働力としか見てないんだと悟ったし、むしろ怒りの感情の方が強かった。

その日も結局20時頃、機械の調整しとけよと代表は帰っていった。

翌日の金曜日、怒りの感情を原動力にいつも飲む薬をやめて朝7時に出勤した。

この時点では辛くて苦しいけど来年もここでの仕事を続けようと本気で思っていた。やはり制作できる環境があるというのは何にも変えがたいことだと思っていたし、関西でもまだ出来ることはあると思っていた。そして実績を少しでも重ね、卸先を見つけてから独立しようと考えていた。

しかしショールームでの積み込み作業を終え、16時頃工房に戻るともう僕の身体は言うことを聞かなくなっていた。

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工房準備中 @craftsmans_harbor
制作アカウント @object_wood

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