見出し画像

アクアステージ21スナモ店です。

はじめまして。

アクアステージ21スナモ店の内藤です。
初投稿の記事は、お店の看板メニューである「ASP方式」について書きます。

まずはアクアステージ21スナモ店で、取り扱っているものを紹介します。

・淡水のお魚(小型種がメイン)
・水草
・水棲の亀
・飼育用品
・オリジナルろ過システム「ASP方式」

「ASP方式」とは、当店オリジナル(自社商品)のろ過システムのことです。
ASP方式のノウハウから魅力まで、あますところなく伝えるために店舗を運営しています。

売り場には、「水換え不要」と書かれたPOPが、あちこちに貼り付けてあります。
「ASP方式」の文字は、お魚を販売している水槽にも書いてあるのですよ。

お魚を眺めている人も、ASP方式と水槽に書いてあれば、なにそれと興味をもってしまいますよね。

ASP方式」が気になってくれた人には、どんな仕組みなのか伝わるようにしないとなりません。
だから当店は、POP広告のアップデートを日々、繰り返しているのですよ。

ASP方式とは


それでは「ASP方式」が、どんな仕組みなのか、カンタンに解説をします。

ASP方式」とは、約半年から1年、お水をあまり換えなくても、お魚が飼育できるろ過システムのことです。
ASP方式は淡水専用のため、海水魚には使えません。

一番の特徴は、お水をキレイにする効果をもった土(低床)を使うことです。
水槽の底にひく砂利みたいなもの、とイメージしてください。
キレイな水をつくるように特殊加工された土は、「プロジェクトソイル」といいます。

ASP方式の仕組み


ASP方式の仕組みを空気清浄機にたとえて、お話します。

空気清浄機にカチャっとセットする白いフィルターが、ASP方式のプロジェクトソイルになります。

たとえば、空気清浄機の白いフィルターは、芳香剤のように置いておくだけだと、空気の汚れを取ることができませんよね。

プロジェクトソイルも同じで、水槽にひいただけでは、お水がキレイにならないのです。

そこで、プロジェクトフィルターという循環装置が必要になります。

アクアシステム プロジェクトフィルターPS

この循環装置は、一般的には底面フィルターとよばれるものです。

プロジェクトフィルターは、3つのパーツで構成されています。

⒈水槽の水を汲み上げ、排水する水中ポンプ

⒉水中ポンプと底面プレートを接続する、透明なパイプ

⒊水槽の底にピタッと置ける、スノコ板のような底面プレート

プロジェクトフィルターは、横から見ると、ローマ字の「L」みたいな形をしています。

まず、プロジェクトフィルターの底板に、プロジェクトソイルを厚さ6cmくらいひきます。

つぎに、カルキ(塩素)を中和した水道水をやさしく水槽に注ぎ入れます。

そして、プロジェクトフィルターの水中ポンプを稼働させれば完了です。
黒いポンプの吐き出し口から、お水が勢いよく流れはじめますよ。

ソイル交換について


古いソイルを水槽から取り出している様子

ASP方式のプロジェクトソイルは、異なる天然の土壌をブレンドし、焼き固めてつくった人工物。
使用していくうちに、ソイルの粒はポロポロと崩れてきます。やがて、どろんこ状態になってしまうのですよ。

崩れてペースト状になったソイルは、プロジェクトフィルターの底板にある、通水口(スリット)を塞いでしまいます

 ソイルは下のほうから、ペースト状になる

この状態では、プロジェクトフィルターが目詰まりを起こします。
お水の循環が止まり、ろ過ができなくなってしまうのですよ。

だからプロジェクトソイルは交換をしないとなりません。

飼育状況で変わってきますが、半年から1年を目安に、あたらしいソイルに入れ替えしましょう。
そしてこれが、ソイル交換とよばれる作業になります。


ASP方式のまとめ


  • 約半年から1年、水換え不要の飼育ができる

  • プロジェクトソイル(土)が水を浄化する

  • プロジェクトフィルターは底面式フィルター

  • プロジェクトソイルが泥のように崩れてきたら、全量を交換する

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

ASP方式について、もっとくわしく知りたい方は、こちらの記事もご覧になってください。

当店までの道のりは、こちらの記事でくわしく解説しております。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?