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世界の見方を広げたいときに:みらいめがね 荻上チキ


荻上チキさんのことは、
星野源のオールナイトニッポンに
ゲストとして出ていて知った。

荻上チキさんが話す言葉は
なぜか胸の中にダイレクトに届いた。

ANNを聞いた後、その足で本屋に行った。

目次は以下の通り

[目次]
まえがき 荻上チキ
女の子の生き方
誰もが笑いあえる社会
人生病、リハビリ中
ヨルダンに行きました
アルバイト雑感
母の思いと僕
今の仕事に巡り合うまで
僕の声とラジオ
「呪いの言葉」に向き合う
健康ゲームに目覚める
人生に必要な場所
あちこちを歩き、話を聞く
タクシーと人生
いたるところに教材あり
生きづらさを取り除け
あとがき ヨシタケシンスケ
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1187.html


私がエッセイを読む理由は、
共感と知らない感性、感情に触れるためである。

今日紹介したいこのエッセイも
私自身感じたことのあるものもあれば、
知らない世界も書かれている。

この中でも
1番琴線に触れたタイトルは、
「母の思いと僕」

" ガラスの天井"
荻上チキさんは男女平等政策の論考の中に
この言葉を使った。

「女だから」という
言葉や偏見の見えない障壁のことだ。

私の時代は、
この荻上チキさんのお母さんの時代からは
男女不平等は緩和されている。

それでもどこの会社にも、
古い考えを持つ人は居る。

荻上チキさんのお母さんがぶつかった、
"ガラスの天井"。

この経験則から教育方針が決まったのだ。

荻上チキさんとお母さんの学生の頃から
今の関係性の変化について、詳しく書かれている。

私自身、学生の頃母に口酸っぱく言われても、
理解しようともしなかったことがある。

だけど今の自分があるのは、
母の教育のおかげで感謝している。

母も経験則から娘を一生懸命育てていた。

これから生きていく上で
めがねを掛け替えて、
世界の見方を広げてみようと思った。


ヨシタケシンスケさんが
表紙と挿絵のイラストを担当している。
荻上チキさんの視点を
ユニークな視点を持ったヨシタケシンスケさんが
挿絵を入れる。

本文も挿絵も優しい。


気になった方は是非読んでみてください。


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