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父の日とアロマテラピー

週末日曜日は父の日ですね。

私の父は酒飲みのクッッッッッッッソジジイですが…

今の所、世界で一番、
私を愛してくれる男性です(笑)

自分の事ばかりの名ばかり夫など、
足元にも及びません。

大切に大切に育てていただきました。

父は次男なのに
兄弟でじゃんけんして、
祖父母の始めた家業を継いだそうです。

じゃんけんに

勝って、継いだのか…
負けて、継いだのか…

未だに、聞けません

だけど、
そんな事は
どっちでもいいくらい
必死に真摯に働いていました。

中1の頃
試験勉強で夜中まで起きていると、
ガチャガチャと
玄関の開く音が聞こえました。

時刻は午前2:30
父がいつも仕事に出かける時間です。

私はダウンを手に急いで外へ出ると
すでに父の姿はなく、
1階へ進むエレベーターの数字だけが光っていました。

マンションの廊下から
しばらく下を見ていると、
自転車に乗った
ニット帽の父が姿を現します。

『いってらっしゃ〜い』
と大きな声を出すわけにもいかず、
父の背中が見えなくなるまで
眺めていました。

そのちょっとの時間で
寒さに手はかじかみ、
父の後ろ姿に
胸は熱くなりました。

あの光景は
今でもまぶたにやきつき
繰り返し、繰り返し
私を鼓舞し続けます。

な~んて
亡くなったみたいですが、

元気に
2回目のワクチンの日を
首を長くして待っていますw

しかしその父も
立ち仕事の無理が重なり、
脚の血行が悪く
壊死してしまう
病にかかります。

そんな巡りの悪い脚なので、
母は何かにつけ、
父の脚をマッサージしており、
私たち娘どもは、
マッサージを受ける
父の横にちゃっかり陣取り、
あわよくば、
母にマッサージしてもらおうと
順番待ちしていましたw

アロマテラピーと出会ってからは
マッサージオイルをブレンドして
父の脚をマッサージしはじめます
香りの感想を聞く間もなく
父は寝息をたて、
母と『のび太に勝ったね』と
言っていましたが、

お酒を飲むと
うるさくて
うるさくて
うるさくて
ツボを
ピンポイントで
ゴリゴリして
『イッデェ〜』
と言わし、
母に
『もっとやれ〜!』
と言われていましたw

原田マハさんの
『キネマの神様』
と言う本が大好きなのですが
この本を読むにつけ、
我が父を見るにつけ、

お父さんて
『ダメ親父でスーパーマンだから、困るよなぁ』
と愚痴りたくなります。

あと何度、
父の脚を、
マッサージできるか…
なんて
娘は思う事もあるのですが

父本人はどこ吹く風。

俺は長く生きたいんだ。
世界がどう変わっていくのか
見てみたいんだよ。
ロボットとかさあ

と言いながら、
麻雀の勉強をしていますw

ホ〜ント。
お父さんてダメ親父でスーパーマンだから、困るよなぁ…www




え?
どの辺がアロマかって??
え??
え~っとぉ…

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