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お行儀とお上手はちがうの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

無意識を働かせる、という話を前回させていただきました。

意識してしかできなかったことが、無意識でできるようになる。ことはたくさんあります。ごはんを食べるときのお箸の使い方などは意識的に使い始めたころは指先に神経を集中させてモノをつかんでいました。いつの頃からかそんな意識をしなくても上手にお箸を使えるようになります。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

無意識でお箸を使えるようになると、「上手にお箸が使えている人はこのお豆を挟んで横のお皿に運べる」なんて言われたりすると、普通に使えている人ならば、よしやってやろうと、上手にお箸が使えるところを見せてやろう。と意気込み挑戦します。

いざ、やってみると、なかなか横のお皿に運べません、上手にお豆が挟めません。普段ならば、きっと挟めたお豆です。「これが出来れば上手だ」なんて言葉に無意識でやっていたことを意識的にしてしまい、余計なチカラが指へと伝わったのかもしれません。

食卓にそのお豆が並び、それをお皿に移すなんてことならば、家族と話しながらでも無意識のうちに上手にお豆をお皿に移せたかもしれません。

意識することは、どう手を指先を動かすのかを命令しなくてはいけません。

そんなお箸の動きなんて、もう長い間、意識していませんからどう動かすなんてわかりません。周りに注目もされていますから、冷静ではいられない状況でもあったりなかったりします。意識はもうお箸だけにも集中できません。

後日、冷静な状況で、改めて意識してお箸を使い、お豆を移動させようとすれば、何度かは失敗しますがきっとできるはずです。

余程、お箸の使い方がわるくなければですが。

持ち方が適切ではない。なんて場合でも上手に器用に、お豆などをお皿に移動させれます。

お行儀としてのお箸の持ち方と、上手にお箸を使うこととはあまり因果関係はなかったりもしますからね。

いわゆる、お行儀のわるい持ち方でもいくらでもイクラをもち上げる人もいます。イクラとお豆ではどちらがつかみにくいのかは知りません。

さすがに、お豆をお皿に移動させて食べる食事はなかなかありませんからね。

いくらお箸がお行儀よく持てても、スベッてつかめないものは掴めませんから、お箸の持ち方というよりかは、お箸そのモノがお行儀がわるいのかもしれません。

なんだか、過ごしやすい天候だったので、このあたりで。


ありがとうございます。

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