3匹の金魚 [三話]3匹の出逢い
[三話]3匹の出逢い
それから数ヶ月後ある日、
父親の小太郎は娘がん子と2人で近似のホームセンターに出向く事となる。
それが「3匹の金魚」との出逢いだ…
以前から、がん子は何処に行っても、水槽の魚を観てニコニコとステップを弾み「お魚!おさかな!」と喜ぶ。
近所のお寺でも「金魚さん!おさかな!」と、小太郎はその時だけが唯一の癒しとなり、がん子に対する歯痒なさや、申し訳なさを忘れさせてくれてくれていた。
日曜日や休日ともなれば、あちらこちらで家族連れで沢山の笑顔で溢れかえる