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実は「静岡出身だから日本茶を淹れる」ではないとあるきっかけ

日本茶の表現の仕方は千差万別。どうも"きり"です。

今は福岡市にある築90年の古民家ゲストハウスに滞在しています。

ゲストハウスとは素泊まりの宿。コロナ渦でなかなか大変な状況ですが、それでも泊まりに来られる方は多くいらっしゃいます。

なので、ゲストハウスは「毎日が非日常の出会い」と表現していて、ほぼ毎日「はじめまして!」の出会いと「またどこかで!」の別れを繰り返しています。

「日本茶を淹れたい!」そう思うようになったきっかけは出身地・静岡ではなく福岡

そんななかでゲストハウスでの出会いも含めて、最近出会う人に「静岡出身だからお茶なんですか?」とよく言われますが、実は「日本茶を淹れられるようになりたい!」と思ったのは福岡市の日本茶専門店・茶舗ふりゅう Fukuoka Tasting Studioさんとの出会いがきっかけでした。

カウンター越しに丁寧に説明しながら淹れてくれたお茶は湯呑みではなく、ワイングラスへ。Barの上の方にぶら下がっているあのワイングラスです。
「え?!ワイングラスでお茶を飲むの?」と驚きを隠せなかったのですが、実はワイングラスで飲む方がいちばんそのお茶を知れます🍵

(気になる方はぜひ日本茶専門店 茶舗ふりゅう Fukuoka Tasting Studioさんへ行かれてみてください)

その驚きとワイングラスへ淹れる理由を知って、「これは広めたい」と思い、それ以来、冷煎茶はワイングラスへ淹れるようにしてます。


さらにワイングラスに淹れると湯呑みで飲むより何故か優越感に浸れませんか?

僕は気分が向けば朝イチにお庭で冷煎茶を飲んでいます。(最近は寒いのでもっぱら白湯ですが・・・笑)朝起きて、活動する前にお茶を飲むという余白と心の余裕を持たせる時間をあえて作る。そして、しっかり朝ご飯を食べる。

それだけでその日1日の動きがいつもとは違ういい方向に動くような気がします。

どうやって日本茶を淹れているの?

最近は滞在している古民家宿や以前働いてた「ゲストハウス阿蘇び心熊本店」、現在は「ゲストハウス月が綺麗ですね」で日本茶を淹れされていただきました。

「普段お茶飲みますか?」「どんな味が好きですか?」など質問や会話を通じながら、その人に合うお茶をイメージして、固まり次第、お茶を淹れています。

本当はメニューを作って、そこから選んでもらうのがいいと思いますが、今は始めたばかりの頃。一人一人と向き合える状況だからこそ、会話を通じて、その人と状況に合うお茶を提供したいと思います。

日本茶を淹れるようになってから変わったこと


ちなみに日本茶を淹れるようになって、その様子を撮ってくださる方が現れたおかげで被写体になることやポーズを決めることなどが恥ずかしくなくなりました。

日本茶を淹れる瞬間や準備している様子などを今まで撮られることはなかったので始めは恥ずかしさもありましたが、今は撮ってくださることが嬉しい。

「この瞬間を撮りたい」と感情が動いて、形に残してもらう

他人の心が動く動作や所作、間を作れている証拠だと(勝手に)思っているので、

これからも撮っていただくのは大歓迎です。



「きりのお茶飲んでみたい」と思ってくだされば、いつでもお声かけください。
お茶に人柄や性格、想いが乗るように心がけています。

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