見出し画像

UXデザインにおけるペルソナとシナリオの作り方

セミナーでペルソナの作り方を教わってきました。忘れないうちに内容をまとめたいと思います。

1.何をやるかを決める

まずはこのプロジェクトで何をやるかを決めるところからスタートします。プロジェクトの着想の部分ですね。

2.ユーザーインタビューをする

何をやるかが決まったら、ユーザーを集めてインタビューをします。インタビューの回答の中から、複数のユーザーが口に出す単語などを抜き出し、キーワードをピックアップしていきます。

3.特徴的な回答を元にアンケートを作る

ユーザーインタビューでピックアップしたキーワードを元にアンケートを作成します。このアンケートによってユーザーの特徴をあぶりだします。

4.アンケート結果からメインのターゲットとなるユーザーの特徴を抜き出す

アンケート結果が回収できたら、そこからユーザーの特徴を抽出していきます。これにより、メインターゲットにしたいユーザーに共通する属性をあきらかにすることができます。

5.抜き出した特徴をまとめてペルソナを作る

メインターゲットにしたいユーザーに共通する属性として明らかになった属性からペルソナをまとめます。こうしてできあがったペルソナは、ターゲットユーザーの分身になります。

6.ペルソナを主人公としてシナリオ(≒カスタマージャーニー)を作る

作成したペルソナを主人公としてシナリオを作成します。どういうシチュエーションで、どういう理由で、何をして、何を思ったのか。

7.シナリオを元にユーザーインタビューをする

作成したシナリオを元にユーザーインタビューを行います。このインビューはターゲットユーザーと同じ属性を持った人達を集められると良いでしょう。

8.インタビューを元にシナリオを修正する

メインターゲットのユーザーと同じ属性を持ったユーザーからの声を元に、シナリオをブラッシュアップしていきます。当然ですが、メインターゲットのユーザーが違和感を持つシナリオでは製品化したところで刺さるはずもなく、彼ら彼女らが共感できるシナリオを描くことが重要になります。

9.シナリオを構造化する

シナリオが作成できたら、それを論理的に構造化していき、要求定義・要件定義へと進み、開発プロセスにつないでいきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?