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オーストラリア留学記3 / 私がワーホリを選ばなかった理由

オーストラリア・メルボルンに渡豪してまもなく4週間目を迎えようとしているあおいです。もしこれが1ヶ月の短期留学だったらもう終わりなんだろうなぁと感じつつ、なんだかんだでもうすぐで海外滞在の最長記録を更新しようともしてます。

結論、おそらく私はメルボルンで生活はできるかなと感じてます。確信はまだないですが、人、土地、日常を感じている中で、住みやすいと感じる場面にたくさん出会えたなとたった3週間ですが感じてます。

メルボルンはコーヒーが本当に美味しい

さて、タイトルにもあるように今私はメルボルンに滞在していますが、10人中8人くらいから「ワーホリ?」と聞かれます。

「実はワーホリじゃないんです、なんなら観光ビザで来てるので3ヶ月しか居れません笑」

のやり取りを、盛ってなくて30回は会話した気がします。

今めちゃくちゃワーホリに来ている人が増えている中で、みなさんが"そう"思うことに何ら不信感や疑問は持ちませんでしたし、オーストラリア行きます!って聞いたら普通にワーホリを連想するよなぁと、私も思います。

もちろんワーホリという選択肢は私の中にもめちゃくちゃあって、1年半ほど悩んだ結果、私は観光ビザを選び、現地の仕事ではなく日本での独立を選び、おまけに現地の語学学校に通ってます。

かなり前置きが多くなってしまいましたが、今日のnoteは私が"あえて"ワーホリを選ばなかった理由をつらつらと書いていきたいなぁと。


「現地で働く」が1番の目的じゃなかった

よく、

オーストラリアは時給が良い!
出稼ぎ留学に行ける!
バイトでも月40万は超える!

みたいな広告を目にしますが、実際ワーホリに来ている人の何割かはお金を稼ぐことを目的にしてる方もいます。あるいは海外経験として働くことを選んだ方も。

ですが、私の場合は現地で働くことが目的ではなかったんですよね。そりゃ、時給の良さには目が眩みますし、今円で稼いで豪ドルで過ごしてるので生活が苦しいのは本音ですが、

ジャパレス(日本のレストラン)で働きたい? ノー
ウーバーでデリバリーの仕事がしたい? ノー
オーストラリアの工場で働きたい? ノー

って感じでした。じゃあなぜオーストラリアに行くのか?って感じなのですが、シンプルに現地生活を経験してみたかったからなんですね。今までの私の海外経験って「旅行」だったり「観光」でした。

夜20時でもこんなに明るい明るい

なので生活にまで落とし込んだ時に、自分が海外をどう見るか、考えるか、感じるかを体感してみたかった、それだけでした。

だから、私はオーストラリアで働くことよりも、「学べる」語学学校に行くことに決め、自分がより「成長できる」と感じた日本での仕事をそのまま持っていくことを決め、今に至ります。

普通じゃなくていいと思えた

私は普通=ダメとは思ってないです。ただ、普通でありすぎる必要はないと感じてるだけです。と言っても学生時代までは「みんなと同じ」ことで精神保っていた系の人間だったので、こう思えるようになったのは最近のこと。

なのでオーストラリアに行く=ワーホリをする、という選択肢に縛られすぎることなく、このノマド留学という形を選ぶことができました。

念願の全豪オープン観戦!

人と違うことをするのがあんなに怖かったのに、今となっては突拍子もないことしてるって見られるだろうなと思ってます笑  両親や友人に最初に伝えたときは、よく「ん?」って反応されたのを覚えてますし、いろんな人からも「意外とすぐ帰ってくるんだね」とも何回も言われました。

多分、私の選択が物珍しいんだろうなと思いました。でも思っただけで、決断を変えようとまではならなかったので、普通じゃなくていいと思えたからこその、私の選択でした。

本当にワーホリしたいときのために

人生でワーホリって何回もできるものじゃないと思うんですよね。今このタイミングで無理やりワーホリしてみても良かったんですけど、やっぱり本気でワーホリしたい!って思えてない状態で、ワーホリビザを取ることが自分自身にとってあまりポジティブな印象を受けてなくて。

ワーホリ期限とされている31歳まであと5年あるのなら、将来本当に自分がワーホリにチャレンジしたいと思った時のために、あえてこの選択肢を残しておこうと思いました。今回ワーホリビザではなく観光ビザにした理由はここにあったんですね。

街中の至る所にら落書きアートがあります

もしかしたら結局ワーホリしないかもしれないし、もしかしたらオー
ストラリアじゃなくて違う国でワーホリしてるかもしれない。

そんなこと考え出すとキリがないですが、とにかく、今の私にはどうしてもワーホリを選ばないといけない理由がなかったんですね。色々自分と向き合ってみた結果。

なのでワーホリの選択は、あえて将来の自分への選択肢の一つとして"残す"決断をしました。

この3つが、私がワーホリを選ばなかった大きな理由かなあと思います。よくこれからどうするのとも聞かれますが、すみません、まだ決めてないです!

現地生活を延長するかもしれないし、日本に戻ってしばらく生活するかもしれないし、違う国に行ってるかもしれません。

帰りの航空券はまだ取ってないんです。3ヶ月後の自分の想いや直感を優先したくて「決めすぎてない」って表現が合ってるかな。


現地でワーホリしてる人にもたくさん出逢い、やっぱりワーホリもいいなぁと思う瞬間もたくさんあります。

ですが今回はあえてワーホリを選ばなかった私の選択の背景を残しておきたくて書き留めたnoteになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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