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色々な「人生の終焉」を想像し、ぽつぽつ浮かんでくるしょうもない考えを綴っています。長女…

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色々な「人生の終焉」を想像し、ぽつぽつ浮かんでくるしょうもない考えを綴っています。長女はINFJ-T+HSP、次女はENTJ-A、3人でいつもおしゃべりがとまりません。素敵な画像を使用させていただき、ありがとうございます。

最近の記事

2024 Spring そういえば春が苦手だった

冬の間はずっと、早く日が長くなればいいとか、暖かくなってほしい、とか思って散歩している。 でも、いよいよ日がのびて、厚手のコートが不要になってくる頃にいつも(あ、私、春が好きじゃないんだわ)と思い出す。 毎年そんな感じなのに、毎年春が来るまで忘れている。 寒さに耐えながら思い浮かべる春は、どうしても良い印象になってしまうのだ。 世間知でも、桜が咲く春に暗いイメージはない。時節柄ストーリー性も高く、他の季節に比べて贔屓されているような気がする。 3月に入るとまず花粉に

    • INFJ+HSP観察記② 考えて考えて考えて泣く それでも

      昨日、長女であるNanの唇にヘルペスができた。 マルチタスクを苦手とする彼女だが、悩める思春期、やむを得ず一度にたくさんのことを考えなくてはいけない時がある。 Nanちゃんについては、こちら。 「もうね、分かってんのよ、これがでる時は」 Nanは達観した様子でそう言い放ち、これから電車に乗るというのに唇に白い軟膏をこんもりと塗った。 「え? そのまま行くの?」 「うん、結構人って他人の顔は見てないんだよ。」 (HSPじゃないんかい!)と心の中でつっこみながら、今

      • なんちゃって英語職に響いた上司の一言

        私は新卒でマーケティングの会社に就職したのですが、徹夜で帰宅する娘を心配した親に転職を勧められ、地味な公的機関に運よく拾ってもらい、現在に至ってます。 当時私は「英語職」として採用されました。地味な職場としては当時画期的な採用だったと思います。でもすこぶる英語ができたわけじゃないです。いちおう筆記も面接もありましたが、応募者も少なく、民間に比べて人の見る目も鍛えられてない人事で運が良かったという感じです。 実際は大部分が日本語の仕事です。英語もぽつぽつと依頼がありますが、

        • 彼女の最期とガーディアンエンジェル

          「ヒース・アン(仮名)さんの部屋から、aabukutatta(私)さんの名刺が見つかったので、ご連絡させていただきました」 (どっかで聞いたことある台詞・・刑事ドラマか・・) 前日の寝不足でそれ以上頭が回らなかった私は、警察の次の言葉を待った。 「実はヒースさんがご自宅で亡くなられてまして・・」 「へっ? あ・・」 間抜けな返事をしてから、まさか私、疑われてる?と思ったが、そうではなかった。  「地域の外国人を支援すること」は、私の仕事の一部で、彼女ともその関係で

        2024 Spring そういえば春が苦手だった

          誕生日が終わるとホッとする

          誕生日が終わるとホッとする

          INFJ+HSP観察記 優しい人が優しい理由を考えたことはありますか 

          長女に薦められ、池袋にある美容室へ行ってきた。そこで担当の美容師さんに「あ、Nanさんのお母さん? 娘さん、めっちゃいい娘ですよねえ。」と言われ、シャンプーをしてくれたNanと同じ歳くらいの女の子にも、ほぼ同様の言葉をかけられた。 INFJの娘を持つ私は、このくだり、これまでに何度も経験している。 今は大学生なので、他の保護者と知り合うこともなくなったが、中高6年間では本当に良く言われた。高校では、「うちの子はNanちゃんがいるから不登校にならずにすんでいる」と、ある保護

          INFJ+HSP観察記 優しい人が優しい理由を考えたことはありますか 

          好きな人=会いたい人でもないという話

          みなさま、ごきげんよう。 天気が不安定ですが、いかがお過ごしですか。 ちなみにこの「ごきげんよう」 娘が通っていた学校で使用されていた挨拶です。 噂には聞いていましたが、いざ入学してみると、本当に先生のみならず、ご年配の守衛さんまでもが、日常的に使用していてとても驚きました。 科長さんに至っては、冒頭の挨拶はもちろん、締めの言葉もいつもこれでした。 母子ともにこの学校には馴染めなかったのですが、この挨拶は古風な感じがして悪くないなと思います。 ところで、みなさんは「会

          好きな人=会いたい人でもないという話

          何もない私にブラックコーヒーを

          こんにちは。 3連休の中日、皆さまは何をしてお過ごしでしょうか。 私は、本日、六本木の「文喫」に来ております。 「本好き」「活字好き」が多いと察するnoteユーザーのなかには、ご存じの方も多いのではないでしょうか。 私は、「何が好きか」と問われると困るタイプです。 若かりし頃、強いコンプレックスと過剰な自意識から逃れるために、周囲への興味や関心に蓋をしていたら、「好き」を見つけるのが苦手な中年になりました。 初対面の時など、会話が盛り上がるのって大抵「好きなもの」の

          何もない私にブラックコーヒーを

          無関心の人が優しくみえるとき

          こんにちは。 2月に入りましたね。 昨日バスに乗っていて、夕刻なのにまだ外が明るいことに気づきました。 これから日が伸びていくのかと思うと嬉しいです。 先日、このような記事を見つけ、とても興味深く読みました。 一般論として「他人に興味がない」というのはネガティブなイメージがあるかと思います。 他人に興味がない=自分にしか注目していない、自己中心的、のような感じでしょうか。どちらにしても「優しさ」にはあまり結びつきません。 私も、若かった頃「○○は、他人に興味がないで

          無関心の人が優しくみえるとき

          心がしんどくなりそうな日はマルチタスクで回避する

          こんにちは。 皆さんは、自身の感情が揺さぶられそうだと予測して、その日を警戒したりすることはありますか。 例えば、合格発表とか、大事な行事、何かを告白する日とか、誰かとお別れする日、などなどです。 私は、あります。 私はたとえそれが良い映画をみて泣くような「感動」からくるものであっても、しんどいと思うタチです。感傷も、感動も、甲乙つけ難く苦手で、ついでに言うと、思い出に浸ることや、サプライズされることも好きではありません。 ですので、そういうヤバそうな日が予測できる

          心がしんどくなりそうな日はマルチタスクで回避する

          age50; 揺れるピアスは似合わない

          私は21歳の時、初めてピアスを開けた。 当時はアメリカにおり、きちんと病院に行ってお医者さんににあけてもらった。 その後、嬉しくて安定期間を待たずに、色々なピアスを買って、つけて、すぐに耳がただれた。悪化すると、また同じ医者に診てもらわなきゃいけないのかと思うとばつが悪いので、ひとまずピアスをあきらめた。 日本に戻ってからは、自分でキットを買って何度か開けたが、やはり金属アレルギーがひどく、ただれた。今度はちゃんと病院に行ったが、「耳がもげてもいいんですか。」と先生に呆

          age50; 揺れるピアスは似合わない

          age50; 心が動くのは

          イヴに救急車で運ばれ、そのまま入院となっていた母が退院した。最初は尿路感染からの発熱だろうと言われていたが、そうではなかったらしく、結局今回も理由は分からないとのことだった。 退院には施設のケアマネであるKさんが1人で駆けつけてくれた。彼女はいつも良いトーンで、押しつけがましくなく、優しい。 言葉はおろか、表情ですら気持ちを表すことが難しくなった母も、彼女が声をかけると、うっすら喜んでいるように見えた。姉と私については、認識しているのかも分からない。 ゆっくり症状が進む

          age50; 心が動くのは

          age50; 昨日より今日が良くなっても

          こんにちは。 本日は「見た目」のお話、ネガティブ寄りです。 出勤前、私は毎日鏡に向かい、メイクをします。 肌の調子が良かったり、メイクがうまくいったりとかで、(あら、今日はいいじゃない、私)なんて思うことは、少ないですが、あります。 でも、一定の年齢を過ぎると、今より1年後、さらに未来の見た目が良くなるなんてことは、自然の摂理で、もちろんないわけです。 整形でもしない限り。(あるいはしても) 以前友人が「この歳で綺麗っていうのは、年齢のわりにキレイ、ってだけよね。」と

          age50; 昨日より今日が良くなっても