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Caymanとの思い出のツーリング その4 嵐の関西ツーリング#8

6日目(7月6日) 徳島・大歩危~岡山~京都府~滋賀・長浜~石川県・金沢

逃避行…まさにこの言葉の通りの一日でした。

上のタイムラインで見ると、7番目に「西日本豪雨」記録的な大雨により、西日本を中心に大規模な河川の氾濫や土砂災害が各地で発生。広島県、岡山県、愛媛県など14府県で死者・行方不明者が229人(7月31日時点、消防庁まとめ)に上り、1982年の長崎大水害以降で最悪の豪雨災害となった。

この時、この場所を走っていた訳で..。当時お亡くなりになった方々には、謹んでお悔やみ申し上げます。また災害に遭われた方々にもお見舞い申し上げます

で、大歩危のホテルで、外の普通でない雨の降り方を見ていて、これはまずい、観光旅行どころではない。帰った方がいいなと思い。ホテルを後にしました。

以降、画像が殆ど残っていません。撮影する余裕もないし、状況でもなかったからです。怪しい記憶を元にこの1日を書いていきます。

8時頃ホテルを出る。ともかく四国を出ようとして、県道32号から徳島自動車道の井川池田ICに乗り、一番近そうな瀬戸中央自動車道(坂出~岡山・水島)を目指しました。途中さぬき豊中辺りから、金毘羅さんがある象の山が見えて、ああ讃岐うどんも食べたかった….。なんで、せっかく来たのに食べられないんだ~と、心の中で叫んでました。

瀬戸大橋を渡り、水島IC辺りから、表示板に岡山自動車道 渋滞、山陽自動車、阪神高速道路封鎖、新名神 不通等 ….。はーあ、関西へ行けない….。
名神高速道路から新東名高速道路へ抜けようと考えていたので、この時点でそれも不可能に…。

渋滞にはまってもしょうがないので、動いている中国自動車道を目指して、下道に。この後、洪水の被害になる総社市を抜けて行きました。2~3時間県道、山道、狭道を通り、中国自動車道の津山ICにたどり着いたのは、12時過ぎていました。

乗ったのはいいけど、大阪圏内は封鎖なので、動いている舞鶴若狭自動車道へ。あれっ、3-4日前に通ったよね。と気づいたのは後日。それくらいテンパってました。
琵琶湖の東の敦賀JCTから米原JCTへ抜けようとしましたが、途中で渋滞サインが、しょうがなく下道、国道8号線へ。

ところが、これも渋滞で長浜市先の峠で、全く動かなくなり、3時間余り。
前後のドライバーも皆、車から降りて、外で待つ状態に。そのうち夕刻も過ぎ7時、8時となり、これは何かおかしいと皆言いだし、噂でこの先で土砂崩れがあり、道が通行止めになっていると。誰かがLINEで聞いたと。

待っていてもしょうがないので、Uターン。どこへ行く?
東名高速がだめなら、北陸自動車から迂回して、関東へ行くしかないと…。

まさに、逃避行。

敦賀ICから北陸自動車道にのり、ひたすら金沢を目指す。途中、市内のホテルを予約し、着いたのが日が変わった。翌7月7日の1時。

いやはや。





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