【映画レビュー】あの煙の向こうには星があるんだよ🌉🌉🌉『えんとつ町のプペル』
自分が思っていたよりも素敵な映画でした。
まず、映像がとても綺麗。色の配色っていうのかな?
色使いがとても鮮やかで、芸術的でした。
これは映画館で観たかったです。
えんとつ町では煙で星が見えなくて、誰も星を見たことがなくて、星があるというだけで笑われる。
実際に見てみなきゃ、空の向こう側に行ってみなきゃ分からないのに。
ルビッチとゴミ人間(ルビッチからプペルと名付けられる)の友情と、探求心の強さに心打たれました。
ルビッチとプペルが二人でえんとつに登ったシーン良かったな。
梯子を登る時怖くて足が震えるルビッチ。
だけど、登り切ったえんとつの上でプペルにそう言いました。
ルビッチの父親は紙芝居で子供たちにこの空の上には星がある事を伝えます。だけど、誰も信じなくて、周りの大人たちから馬鹿にされていた。
そしてある日、父親はルビッチの前から姿を消しました。
この町では上を見ることは許されない。
外の世界に行く事は許されない。
外の世界から隔離された町で、えんとつで空を覆い、人々が外に興味を持つことを断じた。
ルビッチとプペルの関係がよかったです。
ルビッチが失くした大切な宝物があんなとこにあったなんて。
(実はそうじゃないかな~と思って見てました(笑))
プペルは、ルビッチが自分と一緒にいるとルビッチまで辛い思いをさせてしまうと、ルビッチから離れようとします。
でもルビッチはプペルにこう言います。
プペルと同じでルビッチの姿に感動します。
どんなに周りから色々言われてもいい。
それを応援してくれるルビッチの母親の姿にも感動しました。
ルビッチの星を見る計画を邪魔しようとするやつらに、だんだんルビッチの味方をしてくれる者が増えていく。
ラストシーンはエンディングまで含めてとても良かったです。
やっぱりプペルはそうだったかぁ。
エンディングの音楽がしばらく頭から離れませんでした。
ストーリー的にはちょっとありきたりな感じがするけど、でもたくさんの子供たちに見てもらいたいようなそんな映画でした。
プペルの声優さんって窪田正孝さんだったんですね。
声優起用はプロの声優さんであってほしいといつも思う私なのですが、
窪田正孝さんはいい役されてました。
他はやっぱり浮かんできますね、その人が(笑)
西野亮廣さんってすごい方ですね。
色々言われているようですが、私は好きです。
これからも素敵な作品やたくさんの活動をしていってほしいと思います。
『えんとつ町のプペル』気になられた方は是非観てみてくださいね♪
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