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舞台「午前0時のラジオ局」を観ました。

3月2日(木)、銀座にある博品館劇場へ。
舞台「午前0時のラジオ局」を観に行きました。

この日が初日!関係者の方も多く、満員◎

今回、私は前から3列以内というかなり良い席に恵まれ、内心ちょっとドキドキ。
(花粉症がやばくて観劇中の鼻水が心配のドキドキも。)
あらゆるドキドキを抱えながら会場に向かいました。🚶‍♀️

今回もとても素敵な舞台だったので、今回も作品紹介と共につらつら感想を残しておこうと思います。

※ネタバレをふわっと書いてます。
観劇に関しては素人なので、ここから先は素人の戯言です🌿

📻 「午前0時のラジオ局」あらすじ

地方局の新米アナウンサー・鴨川優は、テレビからラジオの担当に移動になり憂鬱な気分を抱えていた。そんな矢先に、やたらと陽気なディレクター・蓮池陽一から突如「午前0時に始まる新番組」の司会に抜擢される。
さらに、番組の初オンエアに向けて準備を行っていたある夜に突然の豪雨で孤立した村へ災害情報を流すという大役を担うことに。
そんなドタバタの中で陽一のとんでもない秘密が発覚する。実は陽一は、30年前に亡くなっていて、若い姿のまま深夜の番組を担当する幽霊ディレクターだった!アシスタントに山野佳純も加わりいよいよ新番組がスタートするが、オンエア直後から番組内で次々と不思議なことが起こるようになり・・・。
舞台公式HPより

今回はいわゆる”ファンタジー”な作品。原作は、村山仁志さん作の小説です。

いつもは割と原作を読むタイプだったのですが、今回はファンタジーだし、自分の中でキャラが崩れるのが嫌だったので、あえて何も知らない状態で観劇しに行きました◎


📻 主なキャスト・スタッフ

主演は、ふぉ〜ゆ〜の福田悠太くん。福田悠太くんは、前作はモンスター役、今回は幽霊役、次回作は天使役、となかなかのラインナップです。笑
今回はどんな姿を見せてくれるんだろう?と、ファンとしてはワクワクしておりました。

そして、新米アナウンサー役は、浜中文一くん
以前、テレビ番組で生田斗真くんが「浜中文一はやばい」と俳優としての姿を絶賛していました。
私は、バラエティで淡々とふざけている文ちゃんしか見たことがなかったので、”浜中文一”のお芝居をみるのも、これまたとっても楽しみでした。

その他のキャストさんは、大河原恵さん、道上珠妃さん(ダウ90000)、後藤英樹さん、深沢敦さんと比較的少人数な座組みです。

個人的には、今話題の「ダウ90000」の俳優さんの演技も気になっていたので嬉しかった!今回初外部舞台だそうです。今すごい話題ですよね、ダウ90000。チケットは秒で完売らしいです。ファンの従兄弟が言っていました。笑

台本・演出は、霧島ロックさん。
霧島さんの演出は、以前、福田くんと同じグループのメンバーの越岡くん出演舞台で評判が良かったので、こちらも楽しみでした!
(ジャニーズが主演の舞台は、演出家によって大きく左右されるので・・・・)

もうすでにとても恵まれた作品!
期待値が自分の中でも結構上がっていたことに、この記事を書きながら気がつきました。笑


📻 作品を見終えての感想

見終わってすぐに、「あー、いい温度感だった〜。」と思いました。

ラジオ局が題材のお話。ラジオを通して、生きている人や亡くなった人、不思議な交わり方で様々な人の気持ちを知ることができます。
生と死のお話なので、悲しいお話も出てくるし、やっぱり人が死ぬって気持ちも沈むけど、最後には、ほっこり温かい気持ちになれました。

少し悲しい場面もありながら、笑えるところもたくさんあったし、その緩急がなんか優しくて、最後に「いい温度感」という感想に今回は辿り着きました。笑

''亡くなった人がそこにいて、一緒に生きているみたい'' なのが、すごく温かくて、それを受け入れている舞台上の世界がとっても素敵だなと思いました。

それぞれの登場人物に寄り添った”幽霊”が出てくるので、色々な視点のお話が出てきて面白かったし、休憩なかったけど単純に飽きなかったです。

私は今回、結構冷静に作品を観れたので、あまり泣いたりとかはなかったけど、境遇に共感できる人はかなり刺さるものがありそうです。

あと、あの登場人物に対して、役者さん少ないな!?ともなりました。結構いろんな人が出てくるんです。

でも、そこは流石のキャスト陣。
特に福ちゃん文ちゃんはやっぱりすごい〜〜〜。

浅はかな感想で申し訳ないのだけど、すごい。上手。笑
一瞬で纏う空気が変わるというか、見た目は福ちゃん、文ちゃんなのにちゃんと「役」というか。

この2人が一緒に演技してるところを見れて、本当に嬉しかったです。

あと、これは福ちゃんのファンなので思うことだったのだけど、今回の「陽一さん」、ちょっと福ちゃんみたいだったなあ、と。

私は福ちゃんを”愛の人”だと思っていて、今回の「陽一さん」もとても温かい愛の人でした。

最後、成仏せずに現世に残り仕事を続けることを選んだけど、福ちゃんもそういう場面になったらそうしそうだなって!本当に勝手な想像だけど。笑

愛する人にラジオを届けたり、面白いと思うことをみんなを巻き込んで楽しんだり、いつも明るかったり、今回の役は結構福ちゃん寄りだったのかな、なんて思いました。福ちゃんはどう思ってたのかな〜。また何かお話聞けたら嬉しいな。

あと、舞台セットがか結構シンプルだったけど、すごい見やすい構造でした!照明で場面の雰囲気がすごい出てて、個人的にはすごい好きでした。

📻 最後に

今、記事を書きながら並行して原作を読んでいます。
舞台にはなかった素敵なお話もあって、個人的には舞台見てから原作読むっていうのもオススメです🕊

みなさんもぜひ、真夜中のラジオ局、覗き見してみませんか?🌙

当日券もあります!ぜひ足を運んでみてください♪


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