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解放心理の”自”の力<5つ目>

”解放心理学カウンセラー&元気注入” あばどん です。

良い「」の力と、悪い「」の力があると考えます。

--- 悪い「自」の力 --- 2つ目 ---

あばどん的に悪い「自」の力の一つ目
 ★自縛
自縛(じばく)と呼びます。

この言葉を使う四文字熟語に
「無縄自縛(むじょうじばく)」
「自縄自縛(じじょうじばく)」
があります。


ここで【無縄自縛】【自縄自縛】について、
ちょっと長くなりますが豆知識を。

無縄自縛(むじょうじばく)は仏教用語です。

意味は、ありもしない「縄」で自分を縛ることです。
常識、固定観念、古い情報などによって、本来であれば問題のない行動を、勝手にあきらめてしまっているような状態のことを指します。

自縄自縛(じじょうじばく)は仏教用語ではありません。

意味は、自分の発してしまった言葉によって、
それが自分を縛り、自由な行動がとれなくなってしまうことを指します。
「無縄自縛」とよく似た言葉です。


本題に戻ります・・・

あばどん的に悪い「自」の力の二つ目
自縛(じばく)は

●自分の主張した意見にとらわれて、
  思うままに振る舞えない状態に陥る事
●自分で自分を縛ること

ようは、自分自身を縛り(こだわり)、
本来であれば得られるはずの自由の喜びから遠ざかってしまうという、
人間の悲しい傾向についての言葉です。

「こだわり」は、知識や経験が増えるほどに、
強くなっていくのが困ったところです。

知識や経験が増え、知れば知るほどに、
本質から遠ざかるということになります。

私たちの日常の中にある「無縄自縛」
一生懸命になにかをしていても、小手先ばかりに意識が向きます。
その為、失敗すると自分の何かいけないのかに悩みます。

失敗したとき、自分が原因であると思えれば、
「無縄自縛」から逃れることもできるかもしれません。
しかし、自分のせいでなくて、
周囲や環境のほうがおかしいという具合に、
自己防衛の方向に答えを求めてしまうと大変です。

一般に「こだわり」をもつことはよいことですが、
それが「縄」となり、
人から自由な行動を奪うということ繋がります。
しかし、それもまた成長をするための試練といえます。

「無縄自縛」から解き放たれるということは、
自分勝手に見えることもあります。

しかし、理想を言うならば
心がありのままの状態に近づけたならば
外側は、内側とバランスを取るように自縛から解放されるでしょう。

「自縛」は解放を邪魔する「自」の一つです。

「悪い「自」の力」=「自縛」は、
以上となります。

コメントなどがございましたら、
遠慮なくお寄せください。

次は、「悪い「自」の力」3つ目を
お伝えできればと思います。


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