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男運と仕事運

さっきふと気がついた。
私の男運はまあ良いか悪いかでいうと
宜しくない。
前の医師もモラハラ管理職も
二人して偶然同じことを言ってた。

俺みたいな男と付き合うなんて
男運がない証拠だ。

医師は浮気症だったし
次はモラハラだった(-_-;)

しかし! 
声を大にして言う!
言わせてくれ。

確かに男運は無いかもだが
わたしはこういう
どーしょーもない男と付き合い
痛い目にはあったが
実は
仕事運がバク上がりしたのだ!
ダメンズと、付き合う度に
仕事運があがる。
これは所謂
あれか?あげなんとかか?

これはなんというか まず
医師と付き合い始めの頃は
わたしは心を病んで少しずつ
立ち直る過程ではあったが
無職だった。

その後少しアルバイトをし
社会復帰から戻ろうとした過程で
超ブラック企業にブチ当たり
更に病んでしまう。

その時医師はほんとに不思議だったのだかわたしが仕事で相当やり込められた時にタイミングよく電話してくれたのだ。
なんてことのない会話だった。
あんな早い時間に電話を掛けてくるなんてあとにも先にもあの時だけだった。
仕事が続かない私に医師は
そこそこ説教はしたものの
それでも毎月、飛行機に乗ってやってきていたし1番の気休めにはなった。
医師は俺のおかげだろ!と 
言うがまんざらでもない。

俺のおかげの代償が面倒だった。
都合の良い女に成り下がってしまった。そして別れた。

そして、次。モラハラ管理職は
浮気なんぞしないと言っていた
それは事実かもしれないが
過去不倫をしていたことがあり
私と付き合う間もその女性の店に顔を出していた。
は?と思った。これは浮気ではないと
必死だが、苦しい言い訳であった。
もしかしてかなりどうかしてる人だと思い実際そうだった。

私が仕事をすることを良しとしなかった。いつ辞めるの?俺は君くらい食べさせてあげるよと。 
わたしが当面仕事はやめない。というと、俺は聞いたからって結婚したいわけじゃないと言ってた。むしろ、君といると不安だとも言っていた。

彼は仕事が出来る人で
自分が手掛けているプロジェクトの話を難しい横文字の言葉で説明していた。まるっきりわからないわたしを楽しんでるようだった。
俺はお前にはわからないほどの
とてつもない仕事をしてるんだ!
エライだろと。

さて、実はわたしは
彼のおかげと言えるかわからないが
次年度昇進する。

彼と付き合うペースのせいで
わたしはよく朝早く会社に出向くようになった。朝から仕事をすると
えらく捗るのは言うまでもない。
さして出社しなくても良い時も
仕事をしていた。
するとなんのタイミングかわからないが、評価が上った。まず、マネージメントのオファーが来て、2年継続することになった。
部署で女性はなぜか私だけが残った。
残らなかった女性群に
上層部に忖度したから残ったのだろと言われ続けている。
 
忖度する暇なんかない。こっちは
朝から、いや前の日からモラハラ男に散々嫌がらせを受けて来てるんだから!だから早く家を出たんだよ!
そしてこのマネジメントが認められ
来期は雇用形態も変わる事になった。 

誰かがいった
女性は仕事と男を振る勇気さえあればいい!

彼は自分より優秀な人をやっかんでいた。現役国立大学を出て英語が話せる人。自動的に道が開けている人々。
あいつらは頭が良いだけで気が利かない。その点俺は相手が何を求めているかすぐわかる。
まるで彼の出世話は下足番の秀吉のようだった。しかし出世ルートはハズレてしまった。それでも役職だし
千万単位の年収はあった。悶々としてたと思う反面、お金は要らない
もう辞めてもいいかもとも言っていた。

昔、わたしが給与の賃上げ交渉を成功したと言ったら彼はうちの会社では
絶対あり得ない!
お前みたいな奴が賃上げなんて
何様だよという体で呆れていた。
組織を舐めてるんじゃないか?と。
彼はわたしが活躍することを喜ぶことはしなかった。

しかし彼がそう思えば思うほど
わたしは自分の仕事を懸命にするようになった。
最初は彼に認められたかったんだと思う。
しかし、どうびっくり返っても彼は認めるどころか、支配下に置きたかっただけと気付いて、やはり仕事に打ち込んだ。別れてなおも打ちこんだ。
そしてその結果無職→ここまで来たのだと。頑張った!付き合った男たちが
幸せは自分で掴むのだと教えてくれて
そうせざるを得なかったからだ。
















 




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