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人間が初めてだったのか!

前回、テレビを観ていたら彼に似てる人が出ていたという
ことを書いた。

それを観ていて、
私は彼の雰囲気はとても好きだなと思った。
髪がくせ毛で、背が高く、眼鏡を掛けていて
スラっとしている感じ。

そして、夜中にそういえば彼の雰囲気どうだったけなぁ
と思い、ラインの写真を探すことにした。
消されていなくてよかった。
そうそう。こんな感じだったなあと思った。

そして、ふとメッセージのやり取りを見て
ぎょっとしたことを書いた。
あまりにもぎょっとしたので
思わずスクショで撮った。

「りょうが大好きなものを実感をもって好きとか大切とか思わない。だからそういう場面では冗談を言って議論にならないようにしてきた。
それが君に伝わらずにむっとしたり嫌な思いをするのであれば、
それはどっちかが悪いのではなく阿吽の呼吸というか
相性が決して良いとは言えないと思います。」

とのことでした。
さすが、モラハラな人はお小言まで立派だなと思います。

そして、私は気が付いた。

「この人、人間初めてなんじゃない?」

はじめ人間ギャートルズという昭和なアニメ番組があった。
原始時代の家族の話しでみんなで狩りをして
マンモスの肉をとか食べるみたいな作品。

あれは、初めての人間という設定だが
彼の場合、輪廻というものがあるのならば・・
人間の経験って初めてなんじゃない?
だから、おかしなことをもっともらしく
いうんじゃないかと思った。

そう考えてみると
「そっか。初めてだから仕方ないのか」
と思えるようなことが多々あった。

うちの犬が手術をした後のこと。
「手術終わったの?大丈夫だった?」
「うん。終わったよ。けどまだ安心できないんだ」
そのあとのメッセージ。
「あのさ、カルディのショッピングバッグ知らない??」
でした。
私が無言でいると・・
「あ。ごめん。見つかりました」

それをふつふつ思い出して
導き出した結果は
私は彼の雰囲気は好きだが
中身は非常に残念であった。

そっか。だから会社で偉くなれなかったんだ・・とも
思った。
彼は目上の人に対しては本当に家来のような
動きをする人であった。
かゆいところに手が届くというか、家康の草履を温める
秀吉のようであったかもしれない。

ただし、目下のものに対しては
自分の物差しに合わせることだけを熱望しており
出来ない奴は馬鹿だから自分が教えるくらいの
気持ちでいたのだと思う。

うむ。仕方ない。初めてなんだからな。
両親から教わってこなかった?
誰も教えてくれなかった?
おかしいよって言ってくれなかった?
てか、自分で気づけよ。もう治らんぞ。
来世に持ち越すんだな。

私の亡くなった犬は・・
どこかで書いた気もするけれど
亡くなった際にメッセージを伝えてくれた。
それは、彼と別れるのならば
その悲しみや辛さを一緒に抱えて
天に昇っていくから・・
とのことだった。

タイミング悪くその時に託せなかったのだが
今にして思えば・・
全てのタイミングや
振り返りや
後悔や自責は全てもう
きっぱりと踏ん切りをつけることができたと思う。

私は、前の彼(医師)と別れた時は
心から失望して、ラインもなにもかも
ブロックをして連絡を絶つことにした。
(それでも連絡したきたけれど)

今の彼はわざわざブロックをする必要もないが
ひとつの山を乗り越えた証拠として
残しておこうと思う。

しかしだな。
こんな人って付き合わないとわからないと思いません?
人間が初めてかどうかなんて
わからないもの。不可抗力だ。
モラハラの大半は人間初めてなんじゃないだろうか。
相手に期待をしてはいけないという。
だけど、人間が初めてじゃないよね?
って、みんなそう思ってる気がするんだけど
わたしだけ?(笑

やっとゆっくり歩きだせる。
ほっとした。
来た道を戻ってはならぬのだ。




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