ミイラ 2020年2月14日

#特別展 #ミイラ #永遠の命を求めて
#国立科学博物館 #2020年2月14日
#大竹ひとみ #怪談 #人体の不思議展

何が何だかさっぱり分からなかった。
世界各地にミイラがあることは分かったし、現代の分析技術を駆使して当時の人類や社会を紐解くことができることも分かったけど・・・
ある生命体の形が朽ちることなく残っていることは(※)、人類が作った大昔の造形物(石を割った刃物からピラミッドまで)が残っていることと同じと言えば同じと思う。
※ミイラ自体は干からびたものですが。
「何でそんなもの作ったの?」と問えば、
「何でピラミッドを造ったの?」と同じ質問となるような。
死後の世界とか生まれ変わりとか権威を後世に残したいとか、結局その類の話になってしまう。

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(私の場合)展覧会に行けば自分の好きな作品を見つけることが第一目的になるんだけど、今回だけは「お気に入りのミイラはこれです」とは言えない。
見ようによっては気持ち悪かった。
特に髪の毛と指先とがリアルに残っている・・・
髪の毛・・・、何で何千年もそのまま残るの???
指先と爪・・・、今生きているお婆ちゃんのそれと同じじゃない!?!?
(髪の毛で思い出したのが映画「怪談」。平安時代・・・
この物語では髪の毛が怖いのではなく、・・・・・女の情念が怖い)

そうそう、会場を歩きながら思い出したんだけど、20年以上前に「人体の不思議展」という展覧会をやっていたな、と(あれも2回行きました)。今回も怖いもの見たさが正直なところ。
私はこんな境地 ↓ にはとても行かなかった。

バレンタインデーの金曜日の夜、会場はカップルが多かった。お前ら普段博物館なんか来ないだろう、というのが見え見え。カップルには格好のデート場所でしたね。

「怪談」↓ 抜群に面白いです。私の大好きな映画の5本の内に入れてもいいくらい。

「人体の不思議展」検索したらアーカイブが見つかったんでリンク貼っておきます。写真は小さいけどこういうの苦手な人は見ない方がいいかも。