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【ホリエモン万博と僕】 第15話 庄野実行委員長が降りると言った日 - 水の星に愛をこめて

勝手にテーマソング:機動戦士Zガンダム - 水の星に愛をこめて

2019年1月12日(土) 22:26

ホリエモン万博新年会を終えた矢先、突然事態は急変した。

Facenoteメッセージ-------------------------
峰野さん:
「ちょっと!!庄野が降りるとか言い出してる!みんなで全力で止めて!」

僕:
「え!!」
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あまりに突然の出来事で事態が全く掴めなかった。
さっきまで楽しく飲んでいたはず、体調不良で帰宅していただけだと思っていたはずの庄野さんが実行委員長を降りると言い出したのである。

ほろ酔い気分から一気に目覚めた僕は、状況を理解するために他のメッセンジャーグループの動きを追い始めた。
すると庄野さんがコアメンバーの集まるメッセで発しているのを見つけた。

Facenoteメッセージ-------------------------
【ホリエモン万博】コア相談用

庄野さん:
「なんかおうち帰っていろいろ考えてたんだけど…
(らいちさんから)ブロックされて、(スターライズ会場との調整が)うまく回らなくなって…私自身、だいぶ落ち込んでしまうところもあって…
いま、感情の部分で気持ちのシェアが大きくなってしまって...それで稼働効率とかめちゃくちゃ落ちてるんですね…
これって、私が降りれば穏便にいくんじゃないのか…と思うわけです。。」
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グループメンバー全員が驚くと同時に、一斉に全力フォローに入った。

Facenoteメッセージ-------------------------
【ホリエモン万博】コア相談用

峰野さん:
「それはあり得ないよ。ならば僕も辞めるし、みんな同じなんじゃないかな?」

黒坂さん:
「え、え… 今日あんだけ話してたのにそんなん、ないでしょ!」

藤井さん:
「その仮定は違うし、我々は仲間だよー!」

山口さん:
「ここまできて、一緒にやれないとかないですよー(;><)」

田町さん:
「庄野さんが降りるというのは、ありえないです!最後まで一緒に頑張っていきましょう!」
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皆が各々の言葉で全力で庄野さんを止めに入ったが、この日から突如庄野さんの連絡が途絶えてしまった。

あまりに突然であまりに大きなインパクトだった。
なぜならば、庄野実行委員長がこれまで抱えてきた事案とタスク量があまりにも膨大だったため、あらゆる事案で庄野さんに確認を進めないとすぐに躓く課題ばかり出てきたのである。

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2019/1/13 14:50
前日の庄野ショックが発生して間もない中、黒坂副実行委員長が自身のFacenote上で一つの想いを寄稿していた。

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「ご無沙汰しております。久しぶりの少し長めの投稿です。
実は自分ホリエモン万博というイベントの実行委員をしておりまして、色々やってましたらどうも自分は現状立ち位置的に副実行委員長らしいです(昨日言われました)

さて、実行委員になってしばらく経ち、もう3週間ほどで本番です。本当に日々進行形で色々起きてますが、本当に人間関係というのは分からないものだと感じております。

ここで現状を思い返してみると自分の家族を思い出したので少し身の上話をします。

…本文中略...

実行委員のメンバー間でも、まさに同じ様な事が起きています。
ただ違うことは我々は家族ではないし、考え方は全然違うけれど、ホリエモン万博を成功させたいという目的は全員同じはずであるという事です。

実行委員のメンバーは皆ホリエモン万博とは別に自分の仕事、家庭を持っています。
実行委員長が今色々な事が重なってもう耐えられないといって辞めそうです。

何があったかは分かりません。
体調を本当に崩しているのかもしれないし、家庭で何かあったのかもしれません。
悪意を持った何かに引っ張られているのかもしれません。

本当に辛いのだと思います。

しかしここで辞めてしまうのは私は悔しいのです。とんでもなく悔しいです。実行委員長が頑張っていたから皆がここまで頑張ってこれたのです。
自分だってそうです。

他人の事なんて信じなくてももはや良いのです。でも今まで皆が頑張ってきた事実に対してもっと自信を持ってほしい。今まで皆が頑張ってきた事を信じてほしいし、今まで頑張ってこれた自分を信じてほしいのです。

例え実行委員長が辞めた状態でイベントが終わり、イベントとして成功になったとしても、私の中では失敗なのです。ぜひ負けないでほしい。

長々と書いてしまいましたが、最高のイベントにするのでぜひ皆さんチケットをご購入の上、参加してほしいです。損はさせません。別にホリエモン好きじゃなくても普通に面白いと思います」
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この寄稿を読み、僕は胸を熱く打たれた。

そもそも、黒坂さんが(昨日まで)副実行委員長ではなかったんだという事も驚いたが、自身の家庭環境を交え、ホリエモン万博にかける想いを述べているのだ。

そして庄野実行委員長に「頑張れ」と熱いエールを送っているのが痛いほど伝わる内容だった。

僕はこの事件がきっかけとなって何かスイッチが入った気がした。

ホリエモン万博2019〜節分まつり〜まで、あと20日。

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このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。