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【書評】生き方改革の旗手 『労働2.0 やりたいことして、食べていく - 中田敦彦』

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労働2.0という思想
ビジネスパーソン、オンラインサロンオーナー、YouTuberとして注目を集める中田敦彦氏の著書。
タイトル自体に共感を強く覚える一冊であり、私たちがこれから目指していくべき道が見えるのではないだろうか。
”働き方”は、現在進行系で大きく変わっている。
どのステージでどのタイミングで気づくかは私たち次第ではあるが、会社という組織の中に居続ける生活だけでは、どうしても気づきにくい何かがあるのかもしれない。
「雇われ型のサラリーマン」という魔力は強い。
しかし、私たちは問われている。
「やりたいこと」を見つけ、その先には一つの会社、一つの仕事にとらわれずに食べていくこれからの生き方を見つけよう。

人に役立つ暇つぶしをしよう
組織に属して上を目指すことが生き方になっていないだろうか?
それは否定されるべきものはないが、自分がいるべき場所を絞り過ぎていないだろうか?
選択の自由がある中で、選択肢を狭めてしまうと視野が狭くなってしまう。
視野が狭くなると思考停止となる箇所が点々と増え始めてしまう。
組織の中でも出来ることは山のようにあるが、言われたことをやっているだけではいつまで経ってもそれ以上にはならない。
得意な仕事、人に役立ち、暇つぶし感覚で出来ることを仕事として見つけよう。
きっとその仕事は他人にとっては難しく、あなたにしか出来ない価値を生み出している可能性が高い。

お金とやりがいは両方選んでいい
「お金になるけどちっとも面白くない仕事」と「やりがいはあるんだけどお金にならない仕事」という二項対立で捉えられがちなテーマではあるが、そもそも対立すべきテーマにする必要はない。
両方取りを追えば良いのであって、どちらか一つに固執しているのはあなた自身による選択ではないだろうか。
一つの会社(組織)、一つの仕事に囚われていては選択肢は限りなく狭まるが、本気で探せば実は稼ぐ方法は山のようにある。
一歩踏み出し、道を歩けば実は景色は違って見えるのである。

SNSでは真実を語れ
オンライン上で何かを語るなんて怖くて言えない。
誰かに迷惑をかけるかもしれない。恥ずかしくて発信するのが苦手だ。

炎上や迷惑の心配、恥ずかしさを気にしている以上に機会損失が起きていることに気づいたほうが良いでしょう。

私たちは歴史の中でも今もっとも自由に人とつながることが出来、距離を気にすることなく新しい出会いが生まれ、知識の共有をすることが出来る。
このイノベーションが生まれた時代で、積極的に発信することで出会いが生まれ、仲間が出来、新しい生き方を見つける機会に巡り合うことが出来るのである。

『労働2.0 やりたいことして、食べていく - 中田敦彦』



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