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無意識に眠る願い

最近、太極拳に興味が湧いてきました。実は10年以上前ですが、デスクワーク中心だったころに運動不足解消に太極拳を習いたいなぁと思っていたころがありました。ただ残業も多く時間も取れないしなぁと諦めたまま、その思いは無意識の海に沈んでいきました。

それが復活したきっかけですが、自分の職場に新しくやってきた人が太極拳を以前に習っていたと言っていたからです。その人は子供の頃からスポーツが好きで、球技から武道まで様々なものにチャレンジして、その結果として体を痛めたそうです。で、その痛みを解消するためにあれこれと考えた結果として、太極拳に行きついたそうです。

しかも、結構本格派。仕事を辞めて、本場の中国にわたって、3カ月かけて基礎をみっちりと教えてもらったとのこと。実際、そのおかげで一時期は寝ることも出来ないほどの痛みを感じていた腰や肩も、痛みがなくなったとのこと。

そんなエピソードや、具体的な太極拳の理念を聞いているうちに、自分もやってみたいと思ったわけです。12年越しの引き寄せですね。気の長い話です。

12年越しの引き寄せという話で、もう一つ思い出したことがありまして、これまた十数年前の話になるのですが、霊感があるという方に自分の守護霊をみてもらったことがありました。で、その方曰く「黄色い袈裟を着たお坊さんが見える。東南アジア系の人かな。すごくあなたに修業させたがってるよ」とのことでした。

その頃はサラリーマンをしていたのですが、仏教なんてまったく興味が無くて、正直まったくピンときませんでした。でも、根が馬鹿正直なのでお寺に行けば、何か感じるものがあるのかなと思い比叡山に行ったのですが、特に心惹かれるものもありませんでした。そんなわけで、それっきりお坊さんが守護霊と言われたことも、すっかり忘れ切っていたわけです。

そんな自分がお坊さんにならないといけないと、ピシャーンと来たのが40歳の頃。十数年越しにフラグ回収したわけです。なんとも気の長い話ですが、逆に言えば、何かを強く願っていれば忘れた頃に願いが叶うのかもしれないですね。僕の場合は別にお坊さんになろうと願っていたわけではないですが。

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