もともと、私は非情に人付き合いの悪い性格でして、出来る限り一人でいたいと思うタチだったのですが、そういう自分の在り方に反して、近頃は人との縁が広がっていっているように感じます。

以前の自分なら、休みの日にわざわざ誰かに会うために出かけようなんて、考えもしなかったですし、たとえ、社交辞令でも「高野山にお参りに来てください」なんてことは言わなかったです。

それが不思議と最近は人に会いに行こうという気持ちが自然とわいてきます。加入しているオンラインコミュニティの集まりだとか、このNoteを通じて知り合った方々の催し、セミナーなどにも都合がつけば顔を出すようにしています。そんな自分の心境の変化を不思議に思いつつも、悪い気はしていません。

以前にも書いたかもしれませんが、師僧は口数が少なく、いかにも他者とのコミュニケーション能力の低そうな私にあえて、『仏様の縁を通して、友達がたくさんできるように』と友の文字を使って、僧名をつけてくださいました。名は体を表すといいましょうか、本当にそのような状況が生まれつつあることに正直、驚きを禁じえません。

これから、私の友となる方たちが胸を張って、「この人は私の友達なんです」と誰かに紹介できるように、もっともっと人としての魅力を高めていかなければなと思う今日この頃です。