昨日お気に入りのリングを失くした。
高速バスで実家に帰るので、新宿からバスに乗ったのだが、実家に着いたらなかったのである。
バス会社に連絡をしたが把握していないという。
トイレ休憩の時にどこかに落としたのかもしれない。それかバスの座席の間に落ちていったか。いずれにしろもう確かめる術はない。
半年前に6000円くらいで買ったリングだった。そういえばこれも新宿のアクセサリーショップで買った。前の彼女とのペアリングが捨てられず、たまにおしゃれで着けていたのにだんだんと嫌気が差して、新しいのをウンウン悩んで買ったのだった。これでペアリングから解放だ！と喜び勇み、半年間、遊びに行く時は必ずつけていたのでショックだ。
親友もリングを着けるのが好きだから、「リングっていいよなあ」と同意しあっていたのに。
こういう時みんなはどんな風に気持ちを切り替えるのだろう。
「まあ、新しいの買えばいいか」と思うのか、
それとも「思い出が詰まっていたから」と新しいのを買わずにそのままにするのか。
落としてしまったことは変えられないので、これから私は「またリングを買うか」「買わないか」の二択を突きつけられている。
実を言えば買いたい。だがそんな金は今ないし、また同じのを買うのもなんか嫌だ。だがまたあれほどお気に入りのリングに出会えるのか。
うーん悩ましい。
ここで誰かが私にプレゼントでリングをくれれば、私は喜んでそれを着けるだろう。
これは自分のセンスではないからどんなものでも許せるということと、くれたこと自体が素晴らしく嬉しいのでその時点でお気に入りになるということである。
ということで、誰かリングください。