眠れない穏やかな夜に。
なかなか寝付けない。
午後、娘と一緒に2時間も昼寝してしまったせいだろう。
窓の外から、秋の虫の声が聞こえる。
いつの間にこんなに季節が巡ったのだろう。
うつ病がひどかった時、
こうして一人起きている夜の時間は
言葉にできないほど辛かった。
朝がまたやってくるのにも
心底辟易していた。
今は、穏やかな気分だ。
隣には愛する娘がいて、
そのまた隣には愛する主人がいて。
黒くて見えないけれど、
きっと家のどこかに
愛する黒猫くんもいるのだろう。
明日の朝は眠くてすこし辛いのかな。
でも、こんなに静かな気持ちで過ごせた夜を
覚えていたい。
タイトル写真は、
この夏イギリスへ行った帰りの飛行機から
見えた夜空。
写真に撮れなかったけれど、
信じられないほど近くに、
まんまるの大きな月が輝いていた。
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