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ほぼ日手帳16年目の使い方 #私の手帳のつかい方

家の中で捨てられないもの、それは過去のほぼ日手帳たちです。

来年の分も届いているので17年目突入予定です。ほぼ日手帳がない生活は考えられないレベル感です。

note投稿企画を見ていたら、たまたまこちらの企画を見つけました。

百瀬七海さんのこちらのnoteに「ほぼ日手帳が気になっている」とあり、かつ1日1ページをどういうふうに使おうか思案されている様子が書かれていたので、16年間どんなふうに1日1ページを使っているのか、詳しめに書こうと思い、企画にのっかることにしました。

いくつかは過去のInstagram投稿を引用しますので、よろしければ写真の左右端の真ん中あたりにある「 < 」や「 > 」をクリックして、掲載されている複数枚の写真も見ていただけると理解しやすくなると思います。

ほぼ日手帳をずっと使ってるという話をすると、「1日1ページなんて書くことある?」「余白だらけになって全然活用できなかった」という声をよく聞きます。なので、わたしの使い方のポイントを列挙してみようと思います。

1.余白のページがあっても気にしない

今年の4月に子宮筋腫完治のための子宮全摘術を受けるのに1週間入院してた時の手帳の余白がこれです。

IT系の企業に勤めているので、平日日中のスケジュールは会社のOutlookで管理されてます。プロフィールに記載のとおり管理職なので、会議の予定はかなり変わります。さらに、やることは本当に細かいことまで降ってくる。優先度「高」緊急度「高」な承認処理から、優先度「高」緊急度「低」でも重要度「最高」な考えるお仕事まで、多岐にわたるなぁというのが実感としてあります。

珍しいほうに分類されると思いますが、実は自分のタスク管理はアナログ派です。いろんなデジタルツール、スマホアプリを試しました(新旧問わずnotionも試しました)が、やはりわたしに合ってるのはアナログ。なので、日常のタスク管理は紙に書きたいのです。そんなとき、このほぼ日手帳の1日1ページは非常に役にたちます。

タスク管理を紙に書くということは、そのタスクをいつやるかを把握する必要もあり、Outlookでスケジュール管理されているものの、1週間に1度週末に時間を取って、翌週の会議予定をすべて書き写しています。なので、当たり前ですが、平日だけは上記のように1ページがスケジュールとタスクリストで結構埋まってしまいます。

1週間に1度週末に時間を取って手帳を書いている話は、以前この記事でも書いたのでご参考に。今回はその効果については取り上げません。

となると、土日は真っ白なんです。ほんとうに真っ白です。でもあんまり気にしていません。

時々、平日が忙しすぎて家の用事がまったくできない週もあります。そんなときは週末のページが白いことはとてもわたしにとってはうれしいのです。なぜなら、家の用事のタスクリストをそこに書けるから(笑)
ゲーム感覚で細かいどうでもいいタスクまで、□を頭につけたタスクリストに仕上げ家の用事をこなしていき、勝手に達成感を味わっています。

例えばこんな具合です。

□ 作り置きメニュー考える
□ 買い物リスト作る
□ 買い物
□ 作り置き
□ ジョギング
□ ランニングアプリ情報修正
□ ラン記録投稿写真加工
□ Runtrip投稿

こういった具合に、結構そんな細かいことまでどうでもよくない?っていうところまで崩して、チェックボックスの個数を増やして、チェックを付けることで達成感を得て心を満たす、みたいなことに使えます。

扉画像に使ったのが先日の週末のページなのですが、このように余白があるならば、何かを貼り付けて置く場所にしてみたりすることも。毎月神社に行くので引いたおみくじはこのように貼ってます。あとは映画の半券とか。ショップカードはよほどじゃない限り貼らなくなりました。かさばって年の後半になると大変なことになるので…(笑)

あとは何かのメモに使うこともあります。そのときは何のメモだったかを書いておき、付箋紙を貼り付けて見つけられるようにする等の工夫をしています。

なんせ、手帳は埋めることが目的ではありませんから。余白は気にしない、これが一番のポイントかもしれません。

2.ペンの色分けルールを作って視覚的に把握する

わたしの場合、仕事は緑色で、プライベートは赤色、生活面でやらないといけないことは青色で、その他メモ等は黒色で、というルールを決めています。このルールは1日1ページのところでも、カレンダーのパートでも同じです。

そうすると、ページが目に入ったときに、自分の今は何に重きを置かねばならないのかとか、今日は完全にオフになれるのか、等といったことがパッと視覚的に把握しやすいです。あとは楽しい予定があるのかないのか等も。色分けするだけで、手帳そのものも華やかな感じになります。

あとは、開きたくなる手帳にするのには、色合いだけでなくワンポイントがあるといいので、時と場合によっては蛍光ペンで色付けしたり(運動した日は黄色の蛍光ペンで色が付きます)、小さなスタンプを使ったりもあります(サッカーとデートの日はカレンダーにスタンプ押してます)し、「オジサン」のシールを貼るときもあります。
シールは完全に気分で貼ってます。全部貼ると大変なことになるので。
※むかしから手帳に登場したこのキャラが好きなんです。

こういったワンポイントも視覚的に気分が上がるものだし、見るだけで把握できるものでもあるので、イラストを描くセンスがなくても手帳は華やかになります。ちなみにわたしもイラストは全く描けません。

3.後悔しないために見返せるものを書いておく

わたしにとっての手帳は、わたしの脳みその外部記憶装置のような役割をしてもらっています。脳みその中に記憶としてとどめることなんて全部が全部できない(はず)。なので、あとで「あぁ、これをやろうと思っていたのにできなかった」「これ観に行こうと思っていたのに行けてない」「ここに行きたいと思っているけれど、いつ行けるんだろうか」といった、今すぐじゃないけど楽しくなれそうなこととか、やる気はあるけど後回しになっていることとかをついつい忘れがちになってしまうのです。

なので、そういう実は自分にとって重要なことを、いつでも見返せるように手帳の後ろにあるフリースペースに書きとどめています。
あとは、心にとどめておきたい言葉とか、キーワード集など。これも1年に1回、手帳を変えるタイミングで書き写しなおしてます。そして1年の間で何か新しいものを見つけたら書き加えています。また手帳を変えるタイミングで、「もうこの言葉は今のわたしには不要だな(いちいち見返さなくても染みついた)」というものは書き写さないこともあります。

またこういうページを書き写すときはマスキングテープや色の付箋紙等を活用して、2つ目のポイントに通じますが、見返したくなるように華やかさを加えておきます。マステや付箋紙はそこまでかさばりません。

あとは、やりたいことリスト100を毎年更新しています。

地味に書くのに時間がかかります。が、去年と同じく今年もやりたいことというのは結構あるもので、一度書くとその翌年からは非常に書きやすくなります。

***

昔に読んだ、モレスキン関連の書籍でこんな言葉がありました。

人の生涯とは 人が何を生きたかよりも
何を記憶しているか どのように記憶して語るかである

どの書籍だったかは覚えていません。モレスキンの活用術か何かに書いてあったんだと思うんですが、至極うなずいてしまった言葉だったので、わたしのほぼ日手帳の表紙裏のところには毎年この言葉を書いています。

わたしに関する「何を記憶しているか、どのように記憶して語るか」は、わたしが生涯を閉じてもわたしの代わりにわたしのほぼ日手帳たちが記憶して語ってくれるはず、そんな使い方をしています。

#私の手帳のつかい方

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