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適切な殺意が事業を前に進める

田舎で事業開発5年目の自分。

事業が進むスピードが一番早い状態が"適切な殺意"を持てている時だなと最近ようやくわかった。

適切な殺意とは何か。

一言で言うと「聞く耳」と「否定や破壊」の両立かなと。

起業していくと、初めは「こんな世の中・社会はおかしい」などとかなりワイルドなアイディアになったりする。これでは社会に受け入れられない。
プロトタイプなどを通して、そのワイルドさが丸みを帯びていき受け入れられるソリューション・プロダクトになっていく。「聞く耳」を獲得していくのだ。

その次に来るのが丸くなりすぎること。メンターや師匠がいる場合は尚更だが、顧客やメンターの声を聞きすぎること。優しくなりすぎる状態が来る。
これは、事業の停滞を生む。自分自身の活力が弱くなっていくのだ。
事業立ち上げ当初や誰かに強く否定された時にあった、どうしようもない怒り・むかつく!・ぶっ飛ばしてやる!と言ったかなりつよい、殺意に匹敵する感情。(物理的なことではなく、精神的なことです笑)
それらが事業を前進するガソリンだったのだなと気づいた。

これからは"適切な殺意"を心がけようと思っている。社会や時にはメンター・アドバイザーなどにも「いつか見てろよ。ぶっ飛ばしてやる!」と言う気概を持ちつつ、聞く耳も忘れない。

このバランスが非常に重要であるなと。

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