春頃だったかな？
商店街の音楽フェスを観に行ったら、
若い女性ヴォーカリストが、ある曲でカホンを叩きながら歌っていた。
カホンって、それまでも何度も見たことがあったし、
いい感じの楽器だな、とは思っていた。
でもなぜか、それを見るまで、自分でやってみたいな、と強くは思わなかった。そう。彼女のパフォーマンスを目の前で見る瞬間までは。
あ、叩けたら楽しそう！という思いが私の内（なか）に刻まれた。

そういえば、もうずいぶん前に知り合ったあの方が、
単発のカホン教室のお知らせを時折アナウンスしてたな、と。
そんなことが頭にあるときに、そのお知らせがまた流れてきた。

速攻予約。

そしてついに、その日がやってきた。

場所は、大阪あたりのアコースティックギター愛好家の方々の間で名高い
南堀江の 5th Street。
1コマ１時間。
まずは、あのハコの、どの部分をどうやって叩くのか、
身体をどういうふうに使えばいいのか、
基本の基本からレクチャー。
すぐやってみて、疑問があれば、すぐ答えてもらえる。
先生考案の記譜によるリズム譜が配られて、
1小節が1つの単位になっているリズムパターンを実践。
広く知られている最近の日本のポップスに合わせて
先生が基本パターンを組み合わせてアレンジした通りに奏でてみる。
譜には小節番号が振られていて、いまここ、いまここ、と
先生が誘ってくれる。

うわ〜　おもしろすぎる〜〜〜♪
と取り組んでいるうちに、あれよあれよと1時間が過ぎた。

もっともっと！
と思ってたら、たまたま次の1時間のブロックにも空きがあって、
２時間で４曲をマスター！
いきなりそれだけの時間でこれだけやった人は初！とのこと。
(^o^)/

私はたまたま、リズムの概念の基本を知ってたし、
リズムを意識したピアノアレンジで歌っていたりという素地があったからこそ、とのことだったけど、
この教室は、そんなふうなベースがなくったって、誰でも参加できる。
河野 " 菌ちゃん " 俊二 先生のカホン教室は、
東京の水道橋を拠点に、出張でも大阪、滋賀、名古屋、四日市などで年3回程のペースで開催されているとのこと。
単発で参加できるので、それすごくありがたい。
興味沸いた方は、公式サイトへ。

＊ 河野 " 菌ちゃん " 俊二氏の公式サイト
https://shunjikawano.jimdofree.com/

明日 　6/24（土）が名古屋
明後日 6/25（日）が四日市
まだ参加可能かも！

今回やってみて、何が一番印象的だったかって、
頭の中で司令を出す→身体の特定の部位を使ってそれを音にする
というふうにリズムを奏でるんだけど、
頭の司令→声としてその音を出す
頭の司令→指先を動かす（ピアノ演奏）
頭の司令→手全体を動かして音を出す（カホン演奏）
って、全然違うな〜　という、まぁ、当たり前といえば当たり前なこと。
頭からの命令と肉体の特定部分を動かすという連携は
それぞれトレーニングしないとできないんだな、と。
新しいことやってみるって、本当におもしろいな。

もう今度どこかでカホンを目の前にしたら、躊躇なく叩き始めること間違いなし！

（って、カホン欲しくなるから困りますね。
　河野先生のところでは何と！オリジナルカホンも扱っています♪）
　
おしまいまで読んでくださり、ありがとうございました！

#やってみた