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不完全こそ完全体



心理学を勉強し始めた頃のわたしは、セミナージプシーになってました。

表向きには、深層心理のことをもっと知りたい、もっと勉強して本質的なものを見つけたい、そしてそれを形に残したい。

そう思って勉強してた ”つもり” だったんだけど。たぶんね、「完璧」に執着してたんです。


自分の弱み・短所・改善点を見つけてはセッションを受け、完璧で、完全で、完成された自分になろう。

完璧で、完全で、完成されたわたしなら、仕事も、人間関係も、恋愛も、つまり人生がうまくいくだろう。

そしたら幸せになれる。


そう思って必死だったんです、当時はね。


あ、ちなみにこの発想と行為は「負のスパイラル」に陥るだけなので真似しないでくださいね笑


で、負のスパイラルに陥ったわたし←が行き着いたところは、

「完璧で、完全で、完成されたわたしって、どんな人間なんだろ?何をもって完璧・完全・完成と言えるのだろうか?」

そもそも、”不完全” の何が悪いんだ?

ってとこでして。そんなことを考えてたら、すべてが無意味に思えて、バカらしくなってね。

だって、どう頑張ったって無理よ。”完璧で完全で完成されたわたし”なんて。そうなる前に寿命が尽きる笑


結局のところ、

未熟で未完成であるからこそ、磨かれ、純度が上がり、成熟していく。未熟で未完成なわたしこそが、”今のわたし” の完成形。

つまり、不完全こそが完全体なのだ。

的なことなんじゃないかと。


わたしが ”わたし” でいることに安堵し、心地よさを感じられるようになったのは、そこからです。

許せること、理解できることが増え、「心の器」も育ってきた。うん、いい感じ。


不完全こそ完全体。いい言葉。自画自賛。


今でも時々、自分を未熟に感じて焦るときがあるけど、「すでにわたしは完全体だとしたら?」という視点に立つと、思考が一気に変わります。

何をすべきか、何ができるか、何をやらないか、何を考えないか。いろんなことが見えてきます。自ずと道も開かれる。


「すでにわたしは完全体だとしたら?」


これおすすめの問いかけです。あなたもぜひ、問いかけてみてください。


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
日々是感謝♡あや


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