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5回目うつフェス~みんな違っていろんなものがある

こんばんは。1月14日(土)第5回うつフェス、登壇させていただきました。50名以上の方々に参加いただき、とても暖かい、素敵な場となりました。
写真は講師や運営サポーターチームのみなさんです😊

うつフェスとは

このイベントは、うつ病の方が家族にいる方々、職場で一緒の人々、
当事者を支援する医療関係者やキャリアコンサルタント、カウンセラーなどの心理職の人たちが

悩みを分かち合ったり、
どんなおすすめの対応があるのか情報を得たり、
つらい気持ちを口に出したり、
他の人の経験や思いを共有して勇気づけられたり

そんなことを目的とした場です。

奥様が重度のうつ病になり、
入院を繰り返した経験をお持ちの
川田泰輔さん陽子さんご夫妻が、
そういった状態からでも
回復できるのだと知ってほしい、

困っている支援側の人の役に立ちたい、
支援者の人たちが集える場を作りたいという思いで始めた内容で、
今回で5回目となります。

以前のうつフェスについてはこちら

川田さんのnoteはこちら

今回登壇して感じたこと

私は自分も仕事とプライベートの両方で大変なことがあって、メンタルと身体の体調両方を崩した経験があり、今はキャリコンとしてうつ病や適応障害になった人たちの支援をすることも多いです。

川田さんご夫妻の思いにとても共感したため
毎回講師としてお手伝いさせていただいて
いますが、

今回特に感じたことは、
私はこの場では講師なんかじゃなくていいんだな、
ということでした。

こんな安心安全、あったかい場を作り、
このフィールドを保つサポートをすることが
最大限私たちにできる支援なので、

それをファシリテートできれば、
スキルの解説や
知識の説明ではなくて
よいのだと思ったのです。

もちろん、まったくうつ病についてよく知らなくて
困っている人や、
どうしたらよいか情報が聞きたいという人
に対しては、できるだけ役立つ内容をお伝えすることが重要です。

でも、
・こんなことをこの場では話してもいいんだ
・他の人も同じようなことで悩んでいるんだ
・あんなに大変な状況だった人でも完治する人もいるんだ

などの気づきや感じたことを持って帰ってもらうことのほうがより大切なのだと思うのです。

乗り越えてこられた本人にしか伝えられないものがある

うつフェスは、うつ病だった川田陽子さんが
以前の自分の課題や制限になっていた思い込み、考え方、
実際の病気の状況、どのようにして立ち直っていったのか、
ご主人への気持ち、などについてお話して終わりました。

最後に「今、私は自分が大好きです」とおっしゃった陽子さん。

涙ぐんでいましたが、本当に素敵な発表でした。
私も目から溢れ出るものをこらえるのが大変でした。

こんなお話が聞け、力になりたいという人たちの
熱い思いが伝わるから、紹介が紹介を呼んで毎回参加者が増えていくのだと思います。

次回の開催や、
もう少し小規模のお茶会などの催しがあれば、
またお知らせしますので、支援者のみなさん、
ぜひご参加くださいね。


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