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今回の転職に未来はあるのか?

現職をお持ちの方が転職を考える際に多くの方が
「本当に転職して大丈夫なのだろうか」
と言う心配をされると思います。

そんな時に進路を見誤ったり、転職後にできるだけ後悔しない為に必要な、たった一つだけ覚えておくべき重要なポイントがあります。
その内容は私は転職業界に20年以上携わってきました。様々な転職希望者の方と面談をして皆さんの現状とご希望を擦り合わせて新しい世界に送り出し続ける中で気づいたことです。

もちろん転職理由によってそれぞれ心境も状況も違うと思いますが、どの場合でも共通している内容ですので、今転職を考えている方はもちろん、今後転職を考える可能性がある人は読んでおいて損はないと思います。


全国的に人手不足にも関わらず、多くの中高年の転職がうまくいかない理由

転職を考える動機は人それぞれです。私のところにご相談に来る方々の90%は現職中で、残りの10%は既に退職していたり、アルバイトをしていたり、知り合いの会社で手伝いをしています。コロナ禍を経て業績悪化や業態転換などの影響でリストラが減少し、企業の人手不足感が増大している現状があります。

各業界でも労働力不足が叫ばれ、その象徴的な事例として、テレビでタクシーの運転手、トラックドライバー、建設労働者の不足が報道されることがあります。ですが、そういった業界に従事したことのないキャリアのある中高年がいきなり異業種で働くことは、ご本人にとっても大変負担であり、本来のスキルを発揮することが難しくなってきます。

転職における自己理解と慎重な行動

40代や50代の会社員が転職を検討する理由は多岐にわたります。具体的な理由としては以下のようなものが挙げられます。

・キャリアアップ
・待遇改善
・仕事環境の改善
・ライフステージの変化
・将来の不安

このように転職を考える動機は人それぞれですが、それらをざっくり大別すると2つに分けることができます。

一つは
「否応なく転職しなければならない切迫した理由」
もう一つは
「自分の将来を考慮した上での転職選択」です。

どちらが良いとか悪いという単純な評価はできません。

転職の時に必ず押さえておくべきポイントとは?

この状況の中で、前述しました
必ず覚えておくべきたった一つのポイント、それは

何かの理由で自分の弱い気持ちが出てしまい、現職から逃げるような形での転職は、決してしない
ということです。

例えばその理由が会社関係や家庭の事情などの個人的な理由であったとしてもです。

自分の人生や未来を深く考えずに転職を決断することは、最終的には自身の長期的な未来を損なうことにつながります。

このブログで私が何度も強調しているのは、転職は自己の最高のパフォーマンスを発揮しても解決不可能な問題に直面した時、または新たなチャンスを探すときに考慮すべき選択肢であるということです。

それを常に意識し、その思いを保ち続けて転職活動に臨むことが重要です。
脱力感や逃避的な状態で転職活動を行うと、それは面接官に必ず伝わり、あなたの評価を下げることになります。

まとめ

万が一、あなたが困難な状況に陥っている場合、自分だけで判断するのではなく、専門知識を持つ人に相談することを強く推奨します。
ただし、相談相手を選ぶ際は慎重になるべきです。友人や家族も良い相談相手かもしれませんが、彼らは全体の状況を総合的に理解していないことが多く、その結果として無責任なアドバイスをする可能性もあります。

私たちは専門性を持つ転職コンサルタントとして、あなたの最善の選択をサポートします。転職は自分一人の力だけで行うものではなく、適切な助けを求めることもまた、成功への道筋をつける重要なステップです。

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