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池田市長選挙は〈維新たきざわ〉vs〈自民+社民+関西生コン〉

1.コロナ禍のなか告示される市長選挙

いよいよ明日22日(日)に告示を迎える池田市長選挙。コロナ禍の中での選挙となり本当に申し訳ない限りですが、横浜市長選挙を例に挙げるまでもなく、民主主義の基盤である選挙は法律で「不要不急」ではないと整理されており、29日(日)の投開票日に向けて、激戦が繰り広げられます。

大阪維新の会の公認が決まった たきざわ智子前池田市議の陣営は、密を作らないよう徹底するとともに感染予防に万全を期して選挙に臨みますので、何卒ご理解を賜り、池田市民の皆さまにおかれては候補(予定者)の政策をよくご覧いただいた上で、安心して選挙権を行使いただきたいと存じます。

2.極左と連携する対抗馬たち

今回の池田市長選挙は、パワハラ等の問題で辞職した冨田ひろき氏(45)、維新批判の急先鋒である渡辺ちよし氏(67)、労組出身の内藤まさる氏(74)、そして維新の池田市支部長 たきざわ智子氏(40)が立候補する見込みですが、その水面下で驚くべき共闘関係が築かれつつあります。

渡辺陣営=自民党+社民党+関西生コン(連帯ユニオン関西生コン支部)

まず第一は、自民党と極左の共闘です。渡辺氏は元民主党市議で現在は維新批判の急先鋒、青風会の代表ですが、かねてから自民党の大阪9区支部から選挙のたびに巨額の資金提供を受けてきました。大阪の自民党と言えば共産党とも連携することで有名ですが、今回も共産党カラーが前面に出てきました。

そうした表面的な雰囲気から私は独自候補擁立を見送った共産党が渡辺氏支援に回ったと考えていましたが、その異様な雰囲気は、実は共産党のものではなく社民党、つまり連帯ユニオン関西生コン支部の戦い方そのものだったのです。

例えば、20日に池田駅ダイエー前で「市民の会」が配布していた渡辺氏支援のビラ。その発行人は社民党系で有名な人物であり、社民党の大阪9区支部長大椿ゆうこ氏が渡辺陣営の支援に回っていることは、そのツイートからも明らかでした。

そもそも、関西生コンの武健一執行委員長は池田市在住であり、武氏と蜜月の社民党大椿ゆうこ氏がまったく縁のないはずの渡辺支援に回る理由は、池田市のためではなく、足立潰しのためです。私は、政治の責任を果たすために、地元池田のために、維新市議団の支援に入っていますが、渡辺陣営は、国会議員が市政に介入するなと私に照準を定めてきたのです。

渡辺陣営は、私が無理やり たきざわ氏を出馬させたとの妄想を膨らませ、渡辺氏本人もツイッターで「市政は、国政とは違います!」と胸を張っています。しかし、国会議員が地元のために汗をかくのは当然だし、それを言うなら、渡辺陣営こそ自民党代議士と元市長の傀儡だと思っている市民は少なくありません。

私たちは、自民党とガチンコで戦うことは何ら厭いませんが、自民党が共産党や社民党、更には関西生コンと連携することだけは許せず、「市民の会」のビラをアップしたところ、渡辺氏自らが、市民の会は(正確には)「渡辺を応援してくれる池田市民の皆様」であると明言されたのです。

社民党と関西生コン、そして自民党と青風会とが一直線につながった瞬間でした。渡辺陣営は、原田憲治代議士、原田こうじ府議会議員、倉田薫元市長、倉田あきら元市議、刑事告発の対象となっている前田敏市議会議長はじめ議員団がズラリ,、そして社民党と関西生コンからなる「既得権」連合なのです。

内藤陣営=国民民主党+共産党

本稿の表題を『池田市長選挙は「維新たきざわ」vs「自民+社民+関西生コン」』としたのは、大阪維新の会公認たきざわ智子氏にとって最大の競争相手は自民党が全面支援する渡辺氏だからですが、反倉田連合ともいわれる内藤氏も決して侮ることは出来ません。

内藤氏は、池田市議会議員を10期務めた重鎮であり、現在は国民民主党大阪9区支部長、ダイハツ労組をバックに強い影響力を誇っています。「内藤氏が足立に接近し衆院選を引き合いに取引を提案した」とのデマを渡辺氏自身(=自民+社民+関生)が拡散していますが、まったくの妄想です。

しかし、その国民民主党が共産党に急接近しているのは、いただけません。衆院選を前に国政でも国民民主党の玉木雄一郎代表が共産党の志位委員長に非礼を詫びて手打ちをしましたが、池田市長選でも、投票先がない共産党が内藤氏支援に回る機関決定をしたともっぱらの噂です。(追記:日本共産党は内藤氏を自主支援して、その勝利に全力あげてがんばります

3.私心に負けた冨田前市長

以上、非維新の二陣営が、どのように極左の影響下に組み込まれていったかを簡単に紹介しましたが、たきざわ智子市長候補予定者はじめ大阪維新の会は、どんなに苦しくても、共産党や極左と連携することは絶対にありません。維新の志士たちは、しがらみにも、私心にも、絶対に破られることはないのです。

その私心に負けたのが、前市長の冨田氏でした。冨田氏が同志に後ろ足で砂をかけて出ていった経緯は既に書いた通りです。そうした中で、「維新には市政の混乱を終息させる責任がある」「自ら出馬し責任を果たしたい」と無所属での選挙も覚悟して出馬を決意したのが たきざわ氏(維新の池田市支部長)でした。

4.維新たきざわ氏の決意と覚悟

たきざわ氏の決意を受けて、「(冨田前市長の問題に滝沢前市議は)執行部以上に責任を感じている」市政を立て直すという強い思いを持っている」、と公認を決めて下さった吉村洋文代表、横山英幸幹事長、そして誰よりも心配して下さった松井一郎前代表には、心から感謝しています。

本稿を読んでいただいた方にはご理解いただけるものと存じますが、維新たきざわ氏が、1)冨田氏を退けた上で、2)「自民+社民+関西生コン」大連合とのし烈な選挙を制することは、容易ではありません。しかし、大阪維新の会として公認を決定いただいたからには、石にかじりついてでも勝たねばなりません。

明日からの一週間、ひたすら池田のために、訴え抜いてまいります!


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