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【#20 東京】君たちはどう働くか

55歳の僕は定年まであと5年、年金が受け取れる65歳まではあと10年。
あと10年働くのか、それとも・・・


Additional time blues (Podcast番組📻)
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お便りは📩  ⁠⁠addtimeb@gmail.com


スタジオスモーキーのカルロスさん、マルコさん、コンさんと、「これからどう生きるのか」について話し合ってみました。

全員50代であるため、近い将来の自分を予測しながら、ゆっくりと語り始めました。

「1年でも早く仕事を辞めて身体が動く内に好きなことをする」のは正しいのか・・・

ニコラス:まず僕の考えていることをお話するので、ご意見を頂きたいと思います。
僕は、出来る事なら60歳の定年を待たずに仕事を辞めたい。なぜなら身体が動くのは60代までだと思っているので。だとすると少しでも早く仕事を辞めて好きなことをしないと、70歳以降は時間はあるけど身体が動かなくなってしまう。大きな病気を(骨肉腫)を経験している僕は、一般の人より強くそう思っている。
みなさんは、どう考えていますか?

コンさん:僕は、漠然と思っているのは、仕事は身体が動く内はしたいと思っていて、ただ仕事との関わり方は段階が欲しいと思ってる。
例えば最後は掃除のおじさんでもなんでもいい。身体が動くんだったら70代でも80代でも働いていたい。
ただ、今と同じような仕事は60歳までかなと思ってる。それ以上は「これをしよう」みたいなハッキリした目的を作れないと思うので。だから60歳まで、と期限を切りたい。そこから先は、月10万でもいいから、ただ仕事をしているという状態でいいから働いていたい。
食べるためや遊ぶためのお金は、それまでに投資などで用意できればなと思ってる。

70歳を過ぎても収入は低くて構わないので仕事は続けたい。
遊ぶ金は今のうちに投資で用意「株は人生の縮図」

マルコさん:僕は外資系の会社に勤めているが、日系の会社で働く同期はもうすぐ役職定年を迎えようとしていて、でもまだローンが残っていたり子供の教育費が必要だったりと問題を抱えて生きている。皆、現状 ”何も考えずに働くしかない!”という感じで働いている。
自分は幸いローンは終わりが見えてきた。そうは言っても60歳はまだまだ身体は動くと思うので、60歳過ぎても仕事があるなら働きたい。
いまの会社でも、行政書士の資格を取ったり、営業職から印刷関係の専門職へ変わったりする人がいて、それぞれ生き方があるんだなと思ってみている。

資格を取得して専門職になり、60歳を過ぎても安定したポジションにつく人もいる

カルロスさん:まず自分の寿命は75歳で設定している。あと21年、あっという間なのでそんなに深刻に考えていない。
僕はいろんなご縁があって起業をした。そんな自分がこれからやらなきゃならないのは人を育てることだと思っている。そのために自分は6割くらいの力で仕事をしている。全力で仕事に集中すると周りが見えなくって人が育たなくなるので。
6割の力で働くのはストレスをためないためでもある。余った時間は趣味などに打ち込んで、自分の「居場所」を沢山作ることが大事だと思っている。
最近始めたブラジリアン柔術はとても良い経験になっている。
格闘技は科学的に確立されている世界なので、やったらやっただけ身に着く。この年齢で一から積み上げていく場所があるというのはとても良いことだと思っている。

格闘技は強いか弱いかが全て 
年齢や性別は関係ないので、50代であろうが弱ければ偉そうにできない。それがいい。

話し終えて思ったのは「早く仕事を辞めたい」という事だけが目的だと、辞めた瞬間に途方に暮れてしまう。そうならないためにも、忙しく働きながらも「居場所」をできるだけ多く作っておくことが重要だと思えてきた。

そして、あまり先のことを意識しすぎる必要もなく、流れに身を任せる心のゆとりも大切だ。
「5年前に今の自分の状況を想像できましたか?」カルロスさんの言葉が心に響いた。


Additional time blues(Podcast番組📻)
Starring:
キャプテン、コン・キタガワ、マルコ、ニコラス
(2024.03.02収録@東京)


ニコラス・ケイイチ
元気ながん患者。2024年秋頃に生前葬をするのが当面の生きる目標✨
サポート戴けたら生前葬の費用として活かします♡



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