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『さらば、男性政治』
三浦まりさんの著書である。
女性の場合、都道府県議会議員から国会議員になるキャリアパスが標準となっていないことを初めて知った。
母親罰、ケア罰という言葉が印象に残っている。
政治家はまず体力がないとダメだと改めて感じた。夏祭りの焼きそばや新年のもちをたくさん食べるというのが、大変そうだと感じた。
アンケートで「わからない」と答える人が多いのは、日本人らしいと感じた。
男性議員と女性議員で
『神さまを待っている』
畑野智美さんの作品。
文具メーカーの派遣社員として働いていた水越愛は、退職して借りていた家も引き払う。
雨宮のように何度も連絡してくれる人は迷惑かもしれないが、連絡しようとしてくれること自体がありがたいと感じる。
ナギやマユやサチ、山本さんといった人々の話を聞いて、辛くなった。
最後に愛が父に対してきちんと言うべきことを言えたのは、とてもよかった。
巻末の参考文献の量に驚かされた。
印
『刑事さん、さようなら』
樋口有介さんの作品。
本庄署の警察官が何者かに殺されてしまう。本庄署警部補の須貝と西川口の韓国料理屋で働くヨシオを中心として、物語が進んでいく。
警察が手を回して事件の真相を変えるというような記述があったが、果たして本当なのだろうか。
ヨシオはとても良い人で、友達になりたいと感じた。ヨシオの作った七草粥は、きっと美味しいのだろう。
夕美さんはミステリアスな人だと感じた。
印象に残っている
『火のないところに煙は』
芦沢央さんの作品。
「染み」「お祓いを頼む女」「妄言」「助けてって言ったのに」「誰かの怪異」の5つの話が収録されている。
「お祓いを頼む女」では、女の言うことを全然信じていなかった。「妄言」では、崇史さんが懲役四年六ヶ月になってしまい、可哀想だと感じた。
最後の章が怒涛の展開だった。この本は夜に読まない方が良いと感じた。
印象に残っている文