原田マハさんの作品。
いじめをきっかけにひきこもりになってしまった麻生人生。ある日母親が家を出て行ってしまう。人生は年賀状を頼りにして長野県の祖母を訪ねる。
自分の家族がもし認知症になってしまったら、一体私はどうなってしまうのだろう。大切な人の大切な記憶が消えてしまうのが、とても怖い。
梅干しを食べられなくなってしまった人生が食べられるようになって、本当に良かった。
田端さんや志乃さんのような素敵な大人が周りにいて、とても羨ましいと思った。いつか茅野市にある御射鹿池に行ってみたい。
印象に残っている文