新年一発目、友達と近況も含め、あけおめ電話をした。そのときの内容の一部を題材にしてみる。

悩みを何人かに相談したんだけど結局は「気にしなきゃいいじゃん」ってテキトーに返されてしまうから分からなくなる。そのことでまた悩みが生まれるといった悩みだった。

あまり考えたこともないことだったけど、言われてみればそういうオチあるある。

んーたしかに繊細な人は悩むだろう。

そんなの気にしなきゃいいじゃん？なんてことは誰にでも簡単に言える丁度いい言葉だと思うし、まとめやすい。わたしも言ったことがある。

今日はちょっと寝癖が、、とか今日はマスカラうまく塗れなくてとか、うまく巻けなくてとかなら「別に気にしなくていいよー」のテンションでしか言うしかない笑

内容にもよるとは思うが、相談してる時点で相談者はだいたいの方向性は決まっているけど、これでいいのかどうなのか。気持ちが不安だし、一応多数決をとりたいから信頼できそうな人に言ってみる。
そして本音の部分では肯定されたい、寄り添ってほしいと思っていて、自分が望む意見と反対の意見が返って来たらまた悩む。
（これはあくまでわたしの本音、思考回路。笑）

だからこそ言葉の選び方やアドバイスも難しい。かえって傷つけないようにしないとなとか考えてしまう。
わたしは頭が悪いし、空気が読めない、日本語が苦手なコミュ症なので、聞いたその時すぐにまとまらなくて考える猶予をもらったこともある。
重要度によっては、LINEで一時間以上の添削を繰り返しながら返事を書いたこともあった。
相談者がその内容を含んだ決断をしてくれたのかは未だにわからないのだけど、頼ってくれたこと、誰かの力になれたことに小さな充足感と生き甲斐を感じた。

ちなみにわたし自身はというと、相談するのは苦手。
勇気のいることって思っているし、ほんとうに気を許してる人にしかしない。

だからこそ、受けた側になったときは、

わたしに悩みを打ち明けてくれてありがとう

この気持ちが真っ先に出てくる。

だって勇気を出して相談してくれたのだから。
辛くて、たくさん悩んで解決もできないようなことをこんなわたしに話してくれたんだもん。
ほんの少しだけ決定権を委ねてくれて、頼ってくれてありがとうって思う。

どんな言葉を返せばベストなのか、その内容に共感するのかどうかに正解なんてない。

まずはこちらから思いやりを返してあげること。

そういう視点を持って接することが重要じゃないかな。

それがその人への誠意かなって思う。