ネタを小出しにすると、急にやる気がなくなる。そんな事を端的に表した動画がある。

企画書を書く時には誰にも話さずに、自分の中で温め続けて書き上げることを紹介している。

動画内では「内圧を高める」という言い方をしている。この動画を見てから、ネタが無くて小出しにしたくなっても我慢するようになった。そのまま埋もれてしまうこともあるし、ガラッと変えてリメイクして投稿したものもある。読書感想に多いし、これを書いている今も頭をよぎる事柄がある。「あれを書きたいけれども…」と。破裂しそうなくらいまでは高まらずに、時間でガス抜きされる。そして思い出すことで再び圧がかかる、そんな事がある。

しかし、中々温めることに前向きになれなかった。というのも、破裂ではなく穴が空いてガス抜きされることが多かったからだ。どこにも出せずに自分の中で膨らんではしぼむを繰り返していて自己嫌悪に陥ってしまった。

noteで毎日投稿するようになってから、しぼんだ内容かもしれないけれども、外に出す習慣がついた。これはプラスのことで、今までできなかった「外に出す」ことができている。そんな経験から、しぼんでしまうかもしれないけれども、少しくらい温めて、エネルギーを高くした記事を出せることに期待してもいいのではないだろうか、と思うようになった。

あくまでも自分に期待するのであって、周りからの反応がたくさんもらえることには期待していない。というのも、これまで何回も「これはいける！」と思った記事は全く反応がなかったりするからだ。他者から多く反応をもらえることではなく、あくまでも自分がいい記事を書けたと思えることに重点をおいて書く。それだけに期待する。