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羽生結弦さんの入籍を見て、有名人のプライバシーについて考えてみました

こんにちはRYUです。フィギュアスケートで2度の金メダル!に輝いた羽生結弦さんが入籍を発表しましたね。大変おめでたい話なんですが、「入籍の相手」が発表されなかったことから、SNS上で様々な推測がなされ、話題になっています。

しかし、今回の発表の内容やタイミングを見てみると・・・これらはご本人が長い時間を掛けて、よく考えた末の結論だったように思えるのです(あくまで私見)。今回はそんな羽生さんの入籍をお祝いしつつ、なぜ相手を発表しなかったのか?理由を考えてみたいと思います。

フィギュアでは輝かしい実績

さて、まずは羽生さんの戦績から振り帰ってみましょう。ご覧の通り、2度のオリンピック金メダルをはじめとして、数々の国際大会でメダルを連発した輝かしい成績です。世界ランキングも2013年から2018年まで1位!でした。こんな凄い選手、欧米でも見当たりません。

私が特に驚いたのは、彼が2度目の金メダルを手にした平昌でした。2017年10月の練習で転倒し、右足靭帯を損傷。絶望的と見られていた4カ月後の五輪にぶっつけ本番で臨み、見事に金メダルで連覇!を成し遂げました。
当時23歳の若さで、こんなに多くの人を感動させるなんて・・・なんて凄い人なんだろう?と思ったものです。

2度めの金メダルを決めた瞬間! 

「有名人」ゆえの苦悩

輝かしい成績を残して有名人になった羽生さんですが、やはり有名人にしかわからない苦悩があったようです。テレビ東京のインタビューで、こんな言葉を残していました。

【羽生結弦さんのコメント】
自分で言うのもなんですが、かなり心も削って自分の意思も削って色々なことをやってきました。時には、レールを敷かれていてその上をただひたすら走らされている人形なんじゃないかと思う時もありました。「何でやっているんだろう」って、それくらい辛い気持ちになったことはありました。

羽生さんの苦悩は、一般人の我々には分かりようがないですね。

・・・これを見る限り、羽生さんにとっては「2度の金メダルもハッピーでは無かった」みたいです。むしろ成績を出すほどに、ハシャイでくれる周囲と、そんな気分にはなれない自分との格差に苦しんだのかも・・・

また別の会見では、こんなに活躍しているのに、少々不調になっただけで避難されることに嫌気が差していた部分も読み取れます。

こんな経緯を見ると・・・羽生さんは、以下のような考えに至ったのではないか?というのが私の推測です。

【私が推測する、現在の羽生さんの考え】

これからもスケートで周囲を喜ばせたいとは思うが、もう自分をすり減らしてまでやりたくない。自分自身もハッピーになれるよう、これからは自分の人生を生きたい!

羽生さんの気持ちの解釈

以上の前提で、今回羽生さんが発表したコメントを見てみましょう。すでに報道されている通り、彼が発表したのは「入籍する運びとなりました」の一文だけです。

▼羽生さんが発表したコメント

ここから先は、再び私の推測なんですが・・・・

プロのスケーターになった羽生さんにとって、リンクに足を運んでくれるお客様に対しては一定の責任があります。そんな「オフィシャルな自分」の責任を果たすために発表したのが、今回のような最低限のコメントじゃないかと・・・

現在はプロスケーター。こちらがオフィシャルな姿。

これに対し、「誰と結婚するのか?」「どんな家庭を築きたいのか?」「どこに住むのか?」「慣れそめは?」・・・といった部分は「プライベートの範疇」で、発表が義務ではありません。

過去にメディアやSNSで心外な批判を受けた羽生さん。必然性がないプライベートまで発表して、また不愉快な批判を受けるのは御免だと考えたのではないでしょうか?

羽生さんの予想的中?

もし、羽生さんがそんな批判を懸念してプライベートな部分の発表をヤメたのだとしたら?・・・ズバリ!その懸念は当たっていたことになります。既に、SNS上では「この人が結婚相手だ!」という憶測が流れ・・・

結婚を「許せない」なんて、信じられない言葉がSNS上で見られるようになりました。活躍した彼の入籍・結婚を素直に祝福できないなんて、なんとも寂しい話です。

まとめ

最後に再び、個人の解釈で羽生さんの発表の真意を推測してまとめてみます。

ファンは金メダルを取って感動させてくれる「オフィシャルな自分」「ヒーローな自分」を見たいだけで、陰で苦悩する「プライベートな自分」を理解してくれるわけではない。
だったら、皆さんが見たい「オフィシャルな自分」だけ発表すれば良いでしょ?

・・・というのが羽生さんの考えで、こんな形の発表になったんじゃないか?私はそんな風に解釈したのですが、皆さんはどう思われますか?(RYU)