1歳8ヶ月とアドラー心理学

次男も1歳8ヶ月になり、言葉が少し分かるようになってきたように思います。ただ、まだ定常的には話しません。時々、泣いている時に「いたい、いたい」と言っている程度に聞こえる程度です(「だあだあ」は良く言います)。

一言で言うと、「わんぱく」に育ってきました。
(まあ、良しとしましょう!)

かわいい面からいきます。

先日、『アクアパーク品川』というJR品川駅の近くの水族館(昔の名前は「エプソン水族館」だったと思います)に行ってきました。次男がイルカショーを見るのは初めてで、結構な大音量のショーなので心配したのですが、そんな心配は必要も無く、ショーを見て、喜んでいました。

イルカのショーを見て、パチパチしてました。

次男がかわいいのは、パチパチすることです。
笑顔もかわいい年頃です。

家に長男の時に買ったボーネルンドで買ったカタツムリ型の積み木のおもちゃ(「三角形の積み木を三角形の穴に入れる」ようなおもちゃで、穴は三角や四角や丸がある、いかにも知育玩具という様相のおもちゃ)があるのですが、これを次男は入れるのが得意で、入ると、一人でパチパチしています。こっちもあわせてパチパチしているのですが、かわいいです。

パパは、アドラー心理学を参考にして、次男が自主的に遊んでいるのを「えらいねー」「すごいねー」というのは避けています。

次男:(積み木が中に入る)
   (パチパチパチと手を叩いて、笑う。パパを見る)
パパ:(パチパチパチ)
   「入ったのー、良かったねー」

アドラー心理学としては、親に褒めてもらう嬉しさより、自分で楽しくてやっている方が良いと思うので、一人で遊んで、一人で喜んでいるところを注目してあげることにして、「いい」「悪い」は親が表現しないようにしています。(褒めずとも、次男は、知育玩具で遊ぶのを楽しんでいるように見えます)

長男が頭をなでなですることが、かわいいです。

次男は、頭をナデナデされるのが嬉しいらしく、次男は愛情表現として頭をなでます。朝起きるのが早いのは次男で、次男が長男を起こす時が度々あるのですが、小さな1歳児が、自分より大きな子の頭をナデナデして起こします。かわいい絵だと思います。

同様に、公園で会った同年代の子や、ちょっと大きめの子についても、気に入ると、頭をなでなでします。特に、お友達が自分が遊びたいおもちゃを持っている時は、なでなでしにいって、おもちゃを貸してもらおうとします(そして、往々にして、女の子のお友達に嫌われています。「気安く触らないでっ」って奴ですね)


他の変化としては、お出かけが好きになり、靴を持って来る事です。自分の靴だけでなく、ママやパパの靴を履いてきます(特に、スニーカーがお気に入りです。犬みたいですね)。

次男はサッカーが好きです。公園で、赤の他人のお兄ちゃんがサッカーボールで遊んでいると突進していってボールを蹴ります。また、小学生が、ボールを横においてゲーム機で遊んでいても、ボールを蹴ります。まだ、小さいので、みんな許してくれます。


最近の次男の好物は、人のご飯です。

自分のご飯をたべて、「ごちそうさま」をしても、お兄ちゃんの椅子に座って、食卓で、「あー」「あー」とパパの食事を指差して、「あれくれ」、「これくれ」と要求します。いざ、あげてみると、食べる時もあるし、口に入れて、食べない時もあります。あまり、かわいくありませんが、偏食になるのも良くないので、許容しております。


時々、パパにだっこを要求して、抱き上げると、パパとスキンシップを取りたがります。具体的には、顔をぺちぺち叩きます。もう少し大きくなると、ビンタなので、DVになると思います。しかし、まだ1歳児なので大丈夫です。パパはいつも、少し顔が痛いです。


寝る時に、長男(5歳)の上に乗っかります。長男は怒ります。叩き返すと長男は親に叱られるので、長男は泣き寝入りして、逃げます。パパは、そんな長男が好きです(長男、君は強い!)。

次男:(布団の上で、長男の上に乗っかる)
パパ:「次男君、ダメだよ。長男がいたいよ。やめてあげてください」
次男:(続ける)
パパ:「だめだよ、だーめ。降りて」
次男:(パパから視線を外す)

ダメと言うと、次男は親から視線を外す事を覚えました。都合の悪い事は知覚しないと言うのが、アドラー心理学の見立てだと思いますが、その様子が、1歳児からも良く読み取れます。1歳児を叱っても、まったくの無駄です。良い事をした時に、感謝したり、注目した方が効果的だと思います。


我が家のキッチンの入り口にはゲートが設け、子どもがキッチンに入らないようにしています。

ママがキッチンに入ると、次男はその前でわめきます。しばらくすると、床に寝転んでダダをこねます。騒いで、泣いて、親を支配しようとします。

自らの意の通りに、「僕と遊べ」と言っていたかと思うと、ふと思い出したように、「ご飯をよこせ」「僕のごはんはまだか」と要求します。理不尽な要求を通そうと、わめき散らします。

ないても親を支配できないので、今度は寝転んで暴れます。海老ぞりです。随分といきの良い魚の用で、マグロなら元気なマグロであるでしょう。


そんな次男も、パパが帰宅すると、廊下を駆けてパパをお迎えしてくれます。
ちょっと前は、よちよち歩きでしたが、今では明らかに駆け足でお迎えに来てくれます。

やっぱり、次男もかわいいです。

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