5歳2歳男子と海の旅

お盆前に、家族旅行で海に行きました。

お盆はどこも混むので、人口の少ない島根県の海を選択。松江から少し北の日本海に行ってきました。羽田から松江に飛行機、そこからレンタカーを借りて、海へと向いました。

予算が限られていたため、海重視の投資配分となり、行き先は島根。宿泊先は民宿となりました。きれいな建物で汚い海より、きれいな海と砂浜で、泊まるところのグレードは落としても良いだろうと言う判断です。そして、ゆっくりするために、三泊四日の旅となりました(全てママが手配をしてくれました。感謝)。

全般で言うと「楽しかった」ですが、長男5歳、次男1歳10ヶ月を連れての海への家族旅行で、『つらい点』と『良かった点』があるので、記します。

つらかったのは、民宿でした。

(民宿のオーナーさんによると思うのですが、)我々が泊まっていたのは、典型的な海の民宿でして、ダイビングツアーで使われるぼろい民宿でした。「宿」と言うより「合宿」。決して、設備や心配りが素晴らしい宿ではなく、普通の民宿でした。

建物は50年ぐらいはたっていそうで、昭和そのもの。部屋は全て和室。トイレと風呂は別の部屋。部屋には、ドアもカギも無く、ふすまがあるのみ。そこに布団を敷いて寝る。朝食は7時、夕食は18時。食事は一階の大広間で食べるのですが、机がある和室にて、座布団の上に座って食べる方式でした(勿論、和食)。

海の宿の常で、刺身とお米がおいしく、シジミ汁もおいしかったので合格。

但し、座って食べる方式で、机の高さが一定。長男(5歳)には少し机が高過ぎ(正座であればちょうど良いのでしょうが、我が家は子どもに正座をさせません)、子ども達は、お茶等を度々こぼし、親はつらいものがありました。

次男(1歳10ヶ月)には、特別な食事は用意せず、親の食事を与えました。白米がおいしく、次男も良く食べてました。次男は歩き回り、走り回る時期なので、食べるのに飽きると、お隣の家族のところに遊びにいってしまい、まったく落ち着きませんでした。

「やはり、外食には、テーブルと子どもを固定できるベビーチェア、5歳児には高さの調整できる子供用の椅子がある洋室が便利」と思いました。

食事をした大広間は一階にあり、オーシャンビュー。開放的で、海がきれい。泊まる部屋は二階にあり、階段を上がる必要があり。海の旅行は、荷物が多いので、エレベーターがないのは負担でした。

困ったのは、部屋です。

冷房は、必殺「100円いれて1時間方式」で、論外。夜は涼しいので冷房の必要は無いのですが、網戸が破れていて蚊が入ってきて厄介でした。

窓外の柵が低く、子どもが窓から落ちそうで困りました。冷房が変なので、窓をしめきる事もできません。次男は、目が離せない年齢。親の片方が次男を常に見張っている必要があり、心が休まりませんでした。

他にも、「襖(ふすま)を子どもが破ってしまいそう」など、「幼児に純和室は、いろいろ無理がある」と思いました。


一方、海では楽しく過ごしました。

ライフジャケットを長男、次男に着せました。

二人とも浮きました。

入り江で、波がなく、海は好条件。長男次男がプカプカ海に浮かぶ。パパは、兄弟を引っ張って遊ぶ、など、海を満喫できました。

長男はよくプールにも連れて行くので、パパと一緒に泳いで、ニコニコと楽しんでいました。シュノーケルを使いこなして泳ぐ長男。パパと二人で泳ぎつつ魚を指差し、魚を追い、一緒に楽しめました。

長男には海遊び用のブーツを履いて、磯で遊びました。磯にいたのは、虫とヤドカリぐらいでしたが、「タコがいるかな?」などと言いながら、木の枝で、磯をつつきながら二人で磯遊びしました。

次男も海は楽しんだようで、浮き輪にライフジャケット、さらに帽子という重装備。次男も、海でプカプカ浮いてました。足をバタバタさせて、泳いでおりました。

今回、子どもの海の道具は揃えて良かったと思いました。

長男は、ライフジャケット、シュノーケル、海用の帽子、ラッシュガード、水着を装備。今回、モンベルのライフジャケットを新調。なかなかご機嫌でした。価格が高いので少し迷ったのですが、「後ろ側にピローがついており、仰向けで浮く時に、頭が浮くので楽しい」という友人のコメントを信じて買ったのですが、良かったです。プールでも使っていますが、長男は喜んで使っています(我が家は、次男も使えるので、一石二鳥です)。

ちなみに、海岸が二つあったのですが、宿の目の前の東の海岸にはクラゲがでて、長男が少しさされて、ぐれていました。すかさず、隣の西の海岸に行ったら、こちらはクラゲはでていないようで楽しめました。東の海岸は護岸工事がしてあり潮が流れなかった影響があるのかもしれませんが、この辺りの海はお盆前までなんだろうなと思いました。


夕方は涼しく、海辺の散歩と写真撮影をしました。島根半島の海側は、夕方から涼しく、冷房いらず。快適に散歩しました。白い砂浜で兄弟が戯れる写真がとれました。(ちなみに、昼にも写真を撮りました。強い光で、きれいな写真が撮れました)


夜には、海辺で花火を楽しみました。

住んでいる東京の住宅地では、花火がなかなかできないのですが、長男は花火がやりたいらしく、旅行先で花火をします。今回は、イオンとコンビニで花火を調達し、連日、海辺で楽しみました。


民宿はやや難ありでしたが、海は最高に楽しい、という夏の旅行。
良い思い出になりました。



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