5年ぶりにnoteを再開したのは、クリエイターを支援したい気持ちを伝えなければと思ったから。

僕がnoteを始めたのは2014年の春ごろだったと思います。確かnoteがローンチされてすぐだった気がします。最初の印象はtumblrと当時話題になったGumroadをミックスしたイメージでした。

当時、僕はクリエイターとして制作活動を行なっており、noteではイラストなど主にオリジナルキャラクターの作品をUPするのに利用していました。ちょうどLINEスタンプもその頃に登場し、LINEスタンプに夢中になっていたので、LINEスタンプ系の記事を数件UPしていました。

しかし、全部の記事を消しました。下書き保存で書き残しが未だに残っているものもありますが、公開したものは全部削除しました。

理由は、クリエイターとしての活動を控え、クリエイター支援という立場に趣を置いたからです。

クリエイター活動からクリエイター支援にシフトしたワケ

クリエイターとして創作活動していたとは言え、ガッツリやっていたとは言えず、のらりくらりとマイペースにやっていました。なので、決してクリエイターとして挫折したというような燃え尽きたカッコいい?話はありません。

では、何故クリエイター支援にシフトしたのか。

それはWeb制作会社でアルバイトのWebデザイナーとして働いていた頃の話に遡ります。今から10年ほど前の話になります。

(ここから個人的な話が長くなるので、掻い摘んで読みたい方は次の見出しまで飛ばし読みしてください)

2008年のことです。とんでもないことが起こりました。リーマンショックです。そんなに被害を受けていない会社も多いようですが、僕の勤めていた会社では、どんどん取引先がコストカットに出てその煽りを食い疲弊し、給料激減、優しかった社員さんたちは手持ちの案件を僕に押し付け、そそくさと辞めていきました。会社以外でも集まったりと皆んな仲が良かったので、ここは一枚岩になって耐え凌ごうとならなかったのが、かなり残念な気持ちになりました。正直、裏切られた感覚すらありました。

僕は数ヶ月前まで学生だったため、スキルもほとんどなく右も左も分からない状況だったので、辞めるという決断をする勇気がありませんでした。

結局、翌々年には会社が潰れ、自社EC(オンラインショップ)を運営する会社に、今回もアルバイトとしてですが入社しました。それが運の尽きでした。

どんなに遅くとも終電までには帰れたし、頭を抱えるような大変な業務もなく、一見ブラックな要素は見て取れないのですが、なんとも言えない息苦しい空気が常に立ち込めている会社でした。

何が悪いのか何がこういう空気を生んでいるのか原因が見えにくく、外部に説明がとてもしづらい、タチの悪い隠れブラック企業でした。

でも最初は自分の考え方しだいでこの環境もプラスに出来るだろうと意気込んでいたのですが、最終的には自宅の玄関から出れなくなるような適応障害とうつ状態を併発。それが悪化し正真正銘のうつ病に発展。結局、その会社を辞めざるを得なくなりました。

そこで働いていた仲の良い同僚に後から聞いたのですが、僕が辞めざるを得ない状況に陥ったのは、僕が最初ではなく、僕が入る前の人も全く同じ症状で辞めていったという、呪われた会社でした。悍ましいことに、先ほどの仲の良い同僚も後にメンタルがやられ、辞めざるを得なくなりました。

そういう経験と、周囲のクリエイターもリタイアしていく話を耳にしていました。こういった出来事からとても危機を感じるようになっていきました。

自分自身、アルバイトと言えどクリエイターとして社会で働いていたことはとても誇りに思っていました。なぜなら日本を下支えしているのはモノづくりだと思っているからです。

クリエイターが疲弊していくと日本は根本からダメになってしまう。そういう危機感があります。だからクリエイターを支援したいと強く思うようになりました。

どんなクリエイター支援?

実は3年近く前から、クリエイター支援を目的としたサービスをはじめています。

それはCO'NY(コニー)というクリエイターグッズを扱ったオンラインショップです。EC関係の会社でWebデザイナーをしていたことから、まず出来ることから始めようと思ったのがキッカケです。

ただし、完全招待制にしました。手当たり次第にクリエイターのグッズを販売をするのは、すでに大手がやっています。同じ事を個人がやる意味は感じられませんでした。

それに僕は好きな事をとことんやってみたいという気持ちが強くありました。それで自分の目や感覚でビビッときたクリエイターさんだけに絞り、独自のクリエイターグッズを扱うオンラインショップを作ろうと考えました。

好きな事をとことんやってみたいというのは、こんなとんでもない会社のために人生を捧げたくない反抗心から来ています。社会全体が悪いとは思いませんが、どこか社会に反感を持ってしまった部分があります。一時期自殺を考えるまでに鬱がひどくなりました。潰れてしまっては元も子もないです。

思い返せば勇気を出して会社を辞めればこんな事にはならなかったのです。嫌なことをせず、もっと好きに素直になっていれば、良かったと思います。

CO'NYの中ではその他にクリエイターに役立つ情報を発信する「メディアサイト」、クライアントさんから制作依頼を受けクリエイターさんに制作のお仕事を受け渡す「プロダクション」などを行なっています。

まだまだ試行錯誤中ですが、出来ることと好きなことを組み合わせて、独自のクリエイター支援のサービスを行なっています。

「好き」より強い気持ちが生まれた

昨年の末ごろに気付いたことがあります。

それまで、失うものはもう何もなくなっていたので、好きという感情がこのCO'NYを動かす原動力になっていたのですが、このままでいけるのか不安になったり、止めてしまおうかと思ったりしたことがありました。

でも、最近は全くそれがありません。これはただ好きなだけでやっているのではなく、いつからか使命感でやっていることに気付きました。

これは昨年最大の収穫だったと思います。

「好き」には度合いがあるので、ブレていた気がしますが、この使命感が生まれたことでブレないようになりました。

こんな感じで、クリエイター支援を試行錯誤しながらやっています。まだまだ支援らしい支援はできているとは言えないですが、諦めず必ずクリエイターのためになるサービスにしていきます。

その奮闘記として、このnoteを再開しました。ここまで読んでいただきありがとうございます。今後の活動見守っていただけると幸いです。これからどうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたがCO'NYはこちらになります。
https://co-ny.xyz/

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松本 一志

クリエイターのサポートがしたくてCO'NY (https://co-ny.xyz) というクリエイターサービスを始めました。日々どうサポートできるか考えているので、その考えや気付きを書いていきます。
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