見出し画像

私の協力隊同期と友達は最強って話!!

前回は大分暗い内容の記事をあげてしまった。
反省。

前回はそれこそ久しぶりに
だいぶだいぶ闇に落ちたのだけど、
今はかなり回復している。
今回の件に限らず私が落ちている時、
辛い時しんどい時に力をくれるものがある。

実は恥ずかしながら、日本出国前に会ってくれた人達と協力隊同期で撮った写真をほぼ全て現像し、持ってきた。その数ざっと30~40枚くらい。

普段はスーツケースの奥にしまっているが、
本当に本当に辛い時、自分でもなかなか自分を上げられない時に取り出して一枚一枚丁寧に目を通すことにしている。
その写真を眺めると、思い出す。

私は本当にたくさんの人達に愛されて応援してもらって出国したことを。
世界中に仲間がいて、みんなそれぞれ苦しく大変なことがありながらもやはりなんとか前を向いて色々なことと闘いながら生きていることを。
自分は独りぼっちなんかではないことを。


私には同国にいわゆるちゃんとした「同期隊員」がいない。
それもあって余計に、
ウガンダという日本から遠く離れた国で、
基本的には日本人とほぼ関わりなくウガンダ人に囲まれて1人で、
違う文化、食、生活、当たり前に覆われ
ウガンダという社会で生き、適応するために
たまに嫌な自分に染まらなければならなかったりして。
うまく行かないこと、理解できないこと、しんどいことで心が折れそうになって……

時々、自分が何者なのか曖昧になる。
自分の感情がわからなくなる時がある。
私は誰で何がしたくて今こんなところにいるのだっけ?
自分という存在、その価値がわからなくなり、当てもなく地図もなく海上を漂っているような。
終わりの見えない砂漠を歩いているような。
自分がただ独り孤独で、
自分や世界と戦っているような気持ちになる。
辛い時は余計に視野が霞み、狭くなり、
自分の内に内にと感情が向かってしまう。
暗い感情に呑まれそうになる。
たとえ2年という任期が決まっていたとしても。


それを私の協力隊同期や友達は、
私を、現実に引き戻してくれる。
深い海の中から引き上げ、
呼吸をすることを教えてくれる。
自分に「帰る場所」があることを、
自分にはたくさんの愛と支えと応援があることを。
辛い時に支えてもらえる、
それが今の私にとってどれだけ心強いことか。

クサイこと言っておりますが
本当に本当に本当にみんなの存在はありがたくて。
それを表現する言葉が見つからないくらい尊くて。

人間とは1人では生きていけないのだなぁと
ウガンダに来たからこそ、
日本の友達や仲間という存在の大きさ、ありがたさに改めて気づけるようになった。
自分は強い人間なんかではなかったのだなぁと
自分のカッコ悪さに少し笑えてしまいながら、
みんなのことを頼もしく誇らしく思う。
私は本当にたくさんの人達に恵まれ愛してもらっている。


私がご縁あって出会って仲良くしてもらってる人達、本当に本当に優しくて温かくて素敵な人達ばかりなのですよ。


大丈夫。
大丈夫。
心を取り戻して、落ち着いて、
「自分」を理解して、噛み締めて。
心をぎゅっと抱きしめる。

大丈夫。また明日から踏ん張れる。強くいられる。
たとえ簡単に会えなくても声は聞こえる。
声が聞けない状況でもメッセージのやりとりはできる。
メッセージのやりとりができないとしても、
私の中に大切な思い出と記憶は残っていて
思い出すたびにいつまでも私にパワーをくれる。
一歩を踏み出す勇気をくれる。

槇原敬之さんの「遠く遠く」が沁みる。
どんなに高いタワーからも見えない私の故郷。
遠く遠く離れた街で…
いつも元気、というわけではないけれど。
私は今そこでなんとか生きています。

帰ったらできる限り一人一人に直接
感謝の言葉を伝えに行こう。
お互いの思い出話と近況をあてにして
お酒や紅茶、コーヒーを飲んでたくさん語ろう。
少しでもドリンクが美味しくなるような
隠しスパイスを持って帰れたら最高だね。


だからそれまでもう少し、
ウガンダで私らしく頑張ろう。
僕の夢を叶える場所はこの街と…
あの日の私が決めたから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?