通勤時間2

皆様、お疲れ様です。
この間通勤時間について書きましたが、今日はその続きになります。

僕は20代〜30代にかけて氷河期の影響もあり、職を転々とせざるを得ない状況でした。
しかし、理由はそれだけじゃないのではないかと、今更ながら気づきました。それはスバリ・・・

通勤時間です。

まあ、よく考えれば分かる話なのですが、長時間電車やバスに揺られていれば、体力の消耗も激しくなり、職場につく頃には疲労で体の動きも鈍くなります。
そうなると仕事のパフォーマンスも落ちるし、思考能力も落ちてくる。結果何事にも時間がかかり、残業。帰宅時間が遅くなるから、また帰宅ラッシュ時に電車、バスに乗る。そしてまた疲れが貯まるの悪循環に陥ります。下手すれば休日出勤になるから尚更です。
これは暴論になるのですが、仕事が好きで会社に行く人って少ないと思うんですよ。少なくとも僕はそうです(笑)。満員電車に揺られて「だりい…」と思いながらも行ってましたからね。更に仕事自体が上手く行かなければ余計に気が重くなります。
その結果生じるのが通勤鬱に始まる出社拒否症です。誰だってわざわざ嫌な思いをしに、遠くまで出勤したくないですからね。
バブル直後に、職場から片道2時間以上のところにマイホームを建てて、「俺は長い通勤時間を通ってきてるんだ。片道1時間ちょっと位で弱音を吐くな」等とマウントとってくる人がいますが、こっちから言わせればバカげたことを言うなと言いたいですね。
まず当時と今は世の中が違いすぎる。当時は年功序列で今より解雇基準は緩かったから、多少パフォーマンスが落ちたところで大して周りから言われなかったでしょう。しかし、今は悪い意味での成果主義の時代。ちょっとでも穴があれば徹底的に周りは潰しに来ます。ましてやこのコロナ禍です。企業もこれ幸いとリストラしたくてウズウズしてるんです。何故か?答えは簡単です。「会社の存続のため、無駄金は使いたくない。」ここであえて無駄金という言葉を使ったのは、人を雇う余裕がないのもそうですが、会社の本音は優秀な人材が欲しいから。もっというと人材育成はしたくないという事です。こんな時だからこそ、また同じような事にならないため、リスクに対応できる人材を育成する必要があると思うのですが、そんなことを考える余裕すらないということなのでしょうか。
話はそれてしまいましたが、通勤も労働時間と考えれば一日の大半を労働に費やすわけで、これほど嫌なことはありませんよね。自分の時間を持てず、更には睡眠時間も削られるのですから、健康状態も悪くなる一方です。実際通勤による健康状態の悪化は発生しています。

では、通勤時間が短いとどうなるのか?
これは賛否両論ありますが、僕は長いよりは全然いいと思います。そこまで疲れないから仕事にあまり影響しない。仕事が終わっても自分の時間が持てるし、睡眠時間が確保できる。正直北九州と福岡で長く働けたのは、通勤時間が短かったことが大きいと思いますね。確かに近いと呼出など弊害はありますが、家にすぐ帰れるという安心感がありますしね。電車で人身事故や災害があっても代替がきくこともあります。
そういう意味では都心回帰も自然な流れな気はしますね。

最近はテレワークも普及してきて必ずしも職場に行かなくても良くなっているので生活スタイルも変わりつつあります。また地方郊外に家を買う人も増えているようです。
これからは時代に合わせた生き方をしていかなければならないかもしれませんね。それにはお金がいりますが(笑)。結局どこかで折り合いをつけなければならないのかなあ。

今日はここで終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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