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日本で1番幸せなランニング大会パラカップ

川崎市の多摩川河川敷にある古市場陸上競技場で行われたチャリティランニング大会PARACUPが15年の幕を閉じた。


毎年春に開催し、時にはゲリラ豪雨や雪が降る日もあった。競技場で水溜りになり中止になったこともあった。それでも大会の趣旨に賛同したランナーやボランティアに支えられて開催されてきた。


メッセージが書かれたバナナ
沿道のボランティアとのハイタッチ
ニックネームで呼び合う応援
海外の子どもが作った参加賞の首飾り


手作り感満載で、まるでアメリカのマラソン隊に参加してる空気を感じた。海外マラソンを走ってきた代表の森村さんが、海外の大会をモデルにしたイベントを企画したのが始まりだった。




国際児童支援団体などのNPOが集まり、ボランティアとして大会を支えて、参加費はそれぞれの団体へ寄付される。


ボランティアと言っても長年参加してるボランティアもいれば、初参加の学生もいる。大会前に全員で円陣を組み、それぞれの担当する場所に分かれて、自己紹介やハイタッチの練習をし、準備にかかる。


ここでもニックネームで呼び合い、いつの間にか一体感の空気に変わっている。ランナーたちにもニックネームで呼びかけながら、ファイト!ナイスラン!と声援をおくる。最後のランナーには、声援にも特に力がはいる。


多摩川の古市場陸上競技場をスタートし、ガス橋、丸子橋で折り返し帰ってくるハーフマラソンコース。むかしは二子橋で折り返していた。砂利や舗装が交互に続き、野球場や駐車場もあるため、ランナーには走りにくいコースかもしれない。それでもパラカップが好きで参加してくれている。




仮装ランナーも多く、アンパンマンとドキンちゃんの仮装で毎年参加してくれてるランナーや、女装、ミニオン、トランスフォーマー、それに阪神、ベイスターズ、フロンターレのユニを纏い参加してくる方もいる。


15年という長くも短い歴史で幕を閉じてしまったけど、また違う形で再会できる日を待ち望みたい。



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