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【塾経営】あなたの個別指導塾の講師は、どんな講師になってもらいたい?

塾経営、特に、個別指導塾など、学習塾経営をしている、これからしようと思う方に向けての内容です。

以前、こんなお話を書きました。

あなたが塾経営をするなら、生徒数に対する必要講師数を目安として認識しておくとよい、と。

いわゆる学習塾を運営するのであれば、生徒は毎週同じ曜日時間帯で通うことが普通です。

ということは、毎週同じ曜日時間帯で勤務してくれる講師が必要ですよね。

実は、同じ曜日時間帯できちんと休むことなく遅れることなく対応してくれる講師が一番ありがたい人である。

そんな意見も、個別指導塾を長年運営してきた教室長から聞いたことがあります。

それでは、あなたが一緒に働きたい講師って、どんな人ですか?

イメージを明確にして、本当に必要な人を採用、そして育成できるようにしましょう。

1.生徒に合格実績を毎年積んでもらうなら

生徒が合格実績を当たり前のように出す塾を目指すなら、目標管理がきちんとできる講師が必要です。

講師は生徒の志望校とその時々の実力との差分を理解したうえで、

塾の中での学習量や内容だけではなく、毎月、毎週、毎日の学習内容と時間数まで落とし込んで、本人が継続可能な内容を整理できることが望ましいです。

そうした整理をするだけでなく、生徒のやる気を引き出すためのコミュニケーションができることが求められます。

と、ここまで書いて個人的に思うんですが、

講師が、何名も担当生徒がいた場合、

本当に満足にこの整理とコミュニケーションってできるのでしょうか?

講師が大学生でなくプロ講師だったとしても、

生徒数が多くなってきた場合は難しいケースが出てくると思います。

想像してみてください。

あなたが例えば英語の講師だったとして、

担当生徒数が10名の場合と、30名の場合だとどうでしょう。

専属講師で、授業しかしないのであれば特に問題ないかと思いますが、

大学にも通っていたり、ほかのアルバイトもある中で兼務しているなら、

人によっては難しいボリューム数ではないかと思います。

何がいいたいかというと、

講師としてあなたの教室で力を発揮してもらうためには、

あなたの教室の目的にあった講師像を、

はっきりする前に、

結局はあなたの教室に通ってくれた生徒がどんな成果を出すことを目的にするかで、

ある程度固まるんだということです。

しっかり合格実績を生徒さんに出してもらえるようにするなら、

きちんと学習管理できる講師が必要で、

担当生徒に合ったモチベーション管理もできる講師が望ましい。

で、あなたの教室にはどんな生徒が通うイメージですか?

合格実績といっても、最難関校に90%以上の確率で合格する生徒が来る塾を想定しているなら、

どんな講師が必要かは自然と決まってきます。

いやいやそういう合格実績を追求する塾ではなくて、

特に、学校で部活も頑張りながら、平均的な学力結果が出ている層が、自分の実力の2ランク上ぐらいをターゲットにしたいケースに対応できる塾を押し出すのであれば、

そういう生徒の気持ちに寄り添いつつも、ゆずれない部分を管理できる人が望ましいですね。

このように、塾の目的と連動させながら、どんな講師と一緒に働きたいかを整理してみると良いです。

結局、講師採用のタイミングで、どれだけ理想とする行動ができる人を採用できるか、も考えながら取り組む必要があるかと思います。

2.一緒に働きたいと思う理想の講師

どんな講師と一緒に働きたいかは、あなた自身の言葉で表現する必要があります。

ワタシの経験ですが、言語化していない状態だと、

最初から理想に近い講師が応募してきてくれることはほぼありません。

もし、パッと表現できない場合は、ぜひ掘り下げてみてください。

前回の記事でも記載しましたが、

ワタシは、例えば以下のようにポイントを書き出していました。

・ 成功体験ばかりではなく挫折経験がある
・ 挫折をどう乗り越えたかを表現するときに他人への感謝がある
・ 自分のやり方がすべてではないことを知っている
・ 相手の立場になって考え聞くことができる
・ 時間を守ることができる(これが一番)

ポイントが多すぎるんじゃないか?

と思われるかもしれませんが、

ここからさらに追加して書くと良いです。

例えば、

・ 担当生徒を塾に自習にくるように約束(説得)できる
・ テスト前だけでなく毎日決まった教材で決まったペースで自主学習できるよう指導ができる
・ 生徒の様子が普段と違うと感じたときに教室長に報告ができる
・ 解説を熱心にするのではなく自力で答えを見つける方法を教えることができる
・ 生徒に合ったアプローチをしようと常に他人からも吸収しようとする

などです。

はっきり言って、全部最初からできる人はいません。

でも、一緒に働くなかで、具体的なイメージを持っていれば、こうした考え方や行動は講師の方々にうつっていきます。

イメージがなければ、現実には起こりえません。

金メダルを取る!

と決めて、イメージするからこそ、金メダルを取れるんです。

3.講師と一緒にあなたが育つ

いろいろと書きましたが、

一緒にはたらきたい理想の講師像を細かく洗い出していくと、

あなた自身でも難しいような内容を書き出すこともあります。

例えば、

「どんな生徒に対してもいつも笑顔で接することができる」

など。

これ、ワタシ自身が一番苦手なポイントです。

もともと笑顔でいることが少ない人なので、

難易度的には最高です。

でも、あなたにとっては難しいことでも、

他人には案外簡単だったりします。

そんな講師こそ、大切にしたいと思います。

あなたの中にない良いところを持っている講師こそ、大切にしたいですし、

一緒に働きたいと思えるのではないでしょうか。

そんなふうに自然と思えるようになったとき、

あなたも、講師の方々も、一緒により一層成長することができるのではないかと思います。

そう思うとワクワクしますね。

まとめ

あなたの個別指導塾の講師を採用する時には何を重視するかを言語化しておこう。

そして、あなた自身には難しいことでも、講師によっては簡単にできる人もいます。

講師を大切に、あなた自身と一緒に考え、成長できる場になると嬉しいですね。

塾自体の目的に沿ったあり方を振り返りつつ進んでいきましょう。


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