漫画世界は、ちいさなせかい
泣くな、はらちゃんってドラマ、ご存知ですか?
めんどくさいので、読んでくださっている方は全員知っているし、全部見ているという体で書きます。
まずは漫画世界の住人を紹介。
はらちゃん⇨主人公。越前さんの分身。まずい酒を飲みながら愚痴を吐き出す。
『なんかもやもやするんですよね最近。いや、ずっとですけど』
マキヒロ⇨若い。青い。「そうだね、うんうん」って同意する役。
『でもね、つまんないっすよ。個性が欲しい訳ですよ、個性が。』
あっくん⇨かわいい。「まあまあ、飲みましょう」っていう役。
『生きている意味がまるでない、空っぽの人間ですよ。』
笑いおじさん⇨笑ってるおじさん。名前は無い。なんで笑っているのかはわからない。
『本当なら名前が欲しいけど、そんな高望みはしない。せめて、なんで笑ってるのだけでもいいから…それだけでいいから…(泣)』
ユキ姉⇨殺すしかないね。っていう役。ばっさりしている。かっこいい感じ。
『嫌な世界だねぇ。私だってね、たまには前向きなことも言いたいわよ』
こんな感じ。まぁなんとも小さな世界ですよ。
でもこれって越前さんの描いている漫画世界だけの話じゃなくて、そのまま世界の縮図なんじゃないかな、と思った訳です。
いつまでも愚痴を言うだけで何もしない人。
「わかるー」って同調するだけで自分の意志がなく、その時に強そうな人についていくだけの人。
「まぁまぁ」ってい言うことで優しいふりをしている人。でも実際は全然寄り添ってなくて、自分を守ることしか考えていない人。
ばっさり言いたいこと、理想論だけ語って、周りの状況とか気持ちとかを考えない人。
そして、
ただ笑ってるだけの、呑気な人。
いるよねー。
前向きなこと、楽しいことだけ考えて生きていきたいのにね。
「俺たち人間はさ、全部で5人なんだ。一人居ないってことは、今、世界の5分の1はいないんだから」
「他の場所と比べたくないんです。自分の場所を。」
「狭い世界なんだからさ、周りの人のことも考えないとな。一人がどよんとすると、みんなどよんとしちゃうからさ。世界ってのは、そういうもんだろ。」
「あなたが笑えば、世界は輝くんです!」
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